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ピエール・バルマンのイヴニング・ドレス

現在、神戸ファッション美術館のベーシック展示室では、「夢のイヴニング・ドレス」展を開催しています。今回は、映画「メットガラ ドレスをまとった美術館」とのコラボと称して、映画に出てくるデザイナーが作った作品も展示しています。イヴニング・ドレスは、華やかで、見るだけでもテンションが上がります。その中でもこの一点。ピエール・バルマンのイヴニング・ドレス「シャンボールの夕べ」をご紹介します。

白のチュールが幾重にも重ねられ、ギャザーを寄せたスカートは、裾を軽く後ろにひいています。チュールの層と層の間には、金粉を散りばめたように金のシークインが全体的に刺繍されています。キジの羽根のモチーフをハンド・ペイントしたベルベット地が、胸元とスカートの後ろの部分にデザインされています。いつも展示をしていて思うのは、ドレスを纏って動いたときの姿はどんなものなのだろうなと想像を膨らませると、また一段と心がウキウキしてしまいます。

これから服飾を勉強するという方、優雅なドレスが好きという方、見に来ていただければ、気持ちが華やぐこと間違いなしです。ぜひ神戸ファッション美術館へお越しください。

miztama

  • 2017/04/19 |
  • 11:36 |
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メットガラ ドレスをまとった美術館

先日、4月より公開の映画「メットガラ ドレスをまとった美術館」を一足先に鑑賞させていただきました!そのご紹介です。

2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(MET)。伝説のファッション・イベント≪メットガラ≫が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。彼女が招待したのは、ポップスターのリアーナや、ジョージ・クルーニー、アン・ハサウェイといったアカデミー賞の常連、ファッション界の重鎮ジャン・ポール・ゴルチェほか、一流メゾンな鮮やかのオートクチュールをまといレッドカーペットを闊歩する豪華セレブリティたち――。MET服飾部門を指揮する革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンとアナ・ウィンターが、伝説の展覧会と世紀の一夜のために奮闘する8か月に密着した情熱のドキュメンタリー!

メットガラ(MET GALA)とは、毎年5月の第1週にNYメトロポリタン美術館を舞台に、「プラダを着た悪魔」のモデルにったVOGUE(米版)編集長のアナ・ウィンター主催による展覧会のオープニングファッション・イベントです。
2015年は企画展「鏡の中の中国(China: Through the Looking Glass)」開催を記念した“チャイナ”がテーマ。
1人あたりの席料はなんと25,000ドル(約285万円)!!!!にもかかわらず600席が瞬時に満席に・・・(こちらの収益はメトロポリタン美術館服飾部門の運営費にあてられます)

展覧会にはジャン=ポール・ゴルチエ、カール・ラガーフェルド、ジョン・ガリアーノ、トム・フォード、グオ・ペイといった米仏中の錚々たる著名デザイナーも協力し、イヴ・サンローラン財団からはアーカイヴより名作が出品され、さらにウォン・カーウァイが芸術監督を務めます。

 

展覧会の準備に追われ奔走する学芸員の姿は私たちスタッフと共感するところがたくさん。まさに私たちのための(笑)映画!
ファッション界からは美術館に興味をもってもらえず、美術館業界からはファッションなんてと思われたり。作品に対する各々の想いがぶつかり合ったり、西洋から見た東洋のイメージが食い違ったり、設営はスケジュール通りに進まずどんどん追い込まれていく・・・



そんな展覧会の裏側を観てからのオープニングは感動的。
スクリーンで見るハリウッドセレブや有名ミュージシャンが豪華絢爛な衣装を身にまとい登場します。特にイベントのメインでもある中国人デザイナーのグオ・ペイが2年かけて制作したドレスを着たリアーナの姿は必見!メディアのフラッシュも相まって目がまわる程の美しさです!

この映画を観たあとは、当館の展覧会もまた違った角度から楽しめるかも?!

 

下記公式サイトより予告編がご覧頂けます。
http://metgala-movie.com/

 

[公開情報]

メットガラ ドレスをまとった美術館

4月22日(土)~ シネ・リーブル梅田、シネマート心斎橋
4月29日(土)~ シネ・リーブル神戸
以降、京都シネマ にて順次公開

© 2016 MB Productions, LLC and MB Investment Management, LLC.
All Rights Reserved.
配給:アルバトロス・フィルム

 

※画像は許可を得て掲載しております。

 

MK

  • 2017/03/08 |
  • 13:35 |
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清水凱子さん制作マネキン

現在開催中の「神戸開港150年 ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」展には、毎日たくさんの方々ににご来館いただいております。本日は、私の勝手におすすめこの一点をご紹介します。今回ご紹介するのは、ディオールのお洋服とマネキンです。

この衣装は、大丸百貨店がクリスチャン・ディオールのプレタ・ポルテを販売し始めた頃につくられたスーツです。そして、それを着ているのは、マネキン作家の清水凱子(しみず・よしこ)さん制作のマネキンです。清水凱子さんは、当時、男性の多かったマネキン制作の現場では、数少ない女性の作家さんでした。男性だから、女性だからとはいえないかもしませんが、ちょっとした手足のしぐさなどにやはり作り手の感性というものがあらわれると思います。そして、このマネキン、一見すると気づかないのですが、玉眼という技法が使われています。

玉眼というのは、仏像などに使われることがあるのですが、眼の部分をくりぬき、内側から水晶などをいれ眼を描き、当て木をあてて押さえる技法です。眼に透明度があって、お顔をみていると気品を感じます。ディオールのお洋服がよくお似合いです。もしこれからいらっしゃるという方がいれば、ちょっと注目してご覧になってみてくださいね。会期は3月26日(日)までです。ぜひ神戸ファッション美術館へお越しください。

miztama

  • 2017/03/01 |
  • 16:44 |
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体験!「べっぴんさん」の世界

「ファッション都市神戸―輝かしき国際港と地場産業の変遷」展では、朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」の世界もところどころで感じることができます。

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例えば、ベビーショップあさやで看板代わりに飾っていそうな・・・ファミリア製ワンピース

ワンピース

大急百貨店のキアリスにディスプレイされていそうな・・・ファミリア製の別品ベビー服

ファミリアベビー服

すみれと紀夫の新居のインテリアを彷彿とさせる・・・神戸洋家具

神戸洋家具

キアリス4人組が着てバリバリ仕事をしていそうな・・・女性用スーツ

女性用スーツ

ブランドAIS(エイス)を立ち上げた英輔が着こなしている・・・アイビールックのスーツ

アイビー

さくらが着て学校やジャズ喫茶に通った気になる・・・神戸の女子高の制服たち

制服

朝ドラファンなら、ドラマの名シーンを思い出すものを多数展示しています。

現在に繋がる古き良き神戸を体感しに、是非神戸ファッション美術館へお越しください。

まるも

神戸の女子高生とファッション

現在、神戸ファッション美術館のエントランスでは、「べっぴん子ども服と阪神間スタイル」展を開催中です。かわいい子ども服がお出迎えしています。

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子ども服を着た女の子たちが大きくなると、お姉さんたちは制服姿に。今回は、神戸山手女子高等学校、松蔭高等学校、小林聖心女子学院高等学校、甲南女子高等学校、神戸海星女子学院高等学校の5校の制服をお借りして展示しています。

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神戸の女子高校生の姿でとても印象的なのが、ファミバックです。おけいこバックとして持たれることが多いファミバックを、サブバックとして持っている女子高生たち。そこの学校とわかるデザインであったり、デザインがかわると新しいものに買い替えて使って楽しんでいる方もいらっしゃるようです。きっと他の土地ではあまり見られない光景ではないでしょうか。中には、母娘と2世代にわたってファミバックを愛用しているご家族もおられます。

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神戸の人がおしゃれなのは、小さな頃から仕立ての良いお洋服を着て、お嬢様としての教育をうけ、センスを磨き、おしゃれな大人へと育っていく。そのまわりにいる人々も知らず知らずのうちに感覚が磨かれ、そんなおしゃれの連鎖によって生み出されてきたものが「神戸ファッション」なのかもしれません。そんな神戸の人びとがが着ていた洋服が、当時のマネキンとともに展示されている展覧会「神戸開港150年記念 ファッション都市神戸-輝かしき国際港と地場産業の変遷」展が開催中です。懐かしいと思っていただいたり、昔のお洋服もかっこいいよねと若い方にも楽しんでいただけるのではないかと思います。ぜひ神戸ファッション美術館へお越しください。

miztama

  • 2017/02/02 |
  • 15:49 |
  • イベント,ファッション
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