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七色に輝く玉虫ドレス

現在、ベーシック展示では、特集テーマ「昆虫とファッション」が2017年10月9日(月・祝)まで開催中です。
本展では、神戸ファッション美術館所蔵作品の中から、「水玉」「透明」「メタリック」「擬態」というキーワードをもとに、「昆虫とファッション」に関連する衣装、靴などの作品をご覧頂けます。

その中から、キーワード「メタリック」より、装飾に玉虫の翅(はね)が用いられたドレスをご紹介!

こちらは1872-75年頃、イギリスのイヴニング・ドレス。

約2,300ピースの玉虫(インド、マレーシア産)の鞘羽が施されています。

タマムシやスカラベの鞘翅(しょうし)の七色に輝く光沢を人類は宝石以上に愛し、権力の象徴としても手に入れようと躍起になりました。
16世紀から19世紀中期にかけてインド半島を広く支配していたムガル帝国では、昆虫を宝石代わりに用いた美しい衣装が生み出され、18世紀中期以降イギリスはインドを植民地化しており、19世紀後半には西欧市場に向け、玉虫刺繍のさまざまな製品が輸出されました。


≪タマムシ≫ 2016年 撮影:今森光彦

 

キラキラしたものは、いつの時代でもどこの場所でも人の心をときめかせるようです。
是非、実物をご覧になってみてください。