Rei Kawakubo / Comme des Garçons: Art of the In-Between展
半年以上前から楽しみにしていた展覧会を見るためにニューヨークへ行ってきました!
メトロポリタン美術館で開催されている「Rei Kawakubo / Comme des Garçons: Art of the In-Between」展です。
9つのテーマから構成された会場をまわると、ショーの雰囲気が伝わってくるようでした。空間構成も独特でした。
通常の美術館の照明とは違い、蛍光灯が使用されており、表参道の本店を想い起させるような空間設計。
もちろん動くはずはないのですが、一体一体から何か語りかけてくるようで、生身の人間が服を着ているように感じられました。
身体を通した服という表現が適切なのかどうかわかりませんが、美しく着付けられたそれぞれの作品から、川久保玲さんの世界が感じられるような展示でした。見る人をワクワクさせ、ひと言では捉えることができないファッションの奥深さを実感させるような凄い展示でした。ミーハーなファンの端くれとして、もっとじっくりゆっくり見ていろいろと考えてみたいなという思いを胸に後ろ髪をひかれるように会場を後にしました。
そして、もう一つ、せっかくメトロポリタン美術館に行って、ファッションに興味があるという方は、Antonio Ratti Textile Centerの展示ももお見逃しなく!
川久保玲展の会場とは離れたところにあり、探すのに苦労しましたが(メトロポリタン美術館本当に広いですね)、ぐるぐる迷ったあげく、エジプト展示の横の階段を下りていくとありました。川久保玲作品(右側のブーツ)も。
エルザ・スキャパレリやルディ・ガーンライヒのドレスなども展示されていました。小さなスペースですが、こちらもぜひ!
miztama
- 2017/06/13 |
- 14:34 |
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