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ユニチカ記念館 (尼崎・大物)

 

NHK連続テレビ小説「あさが来た」(今年3月放映終了)が記憶に新しい方も多いのではないのでしょうか?

 

その恩恵を受け、昨年末から来館者が急増している尼崎の「ユニチカ記念館」を訪ねてきました。

 

明治33(1900)年に「尼崎紡績」(現 ユニチカ)の本社事務所として建築され、尼崎市に現存する様式建物としては最古のもの。また近代化産業遺産(経済産業省)にも登録されました。朝ドラで、ヒロインのモデル広岡浅子の夫・信五郎が「尼崎紡績」の初代社長を務めたことで、その当時を偲ばせる場所として人気のスポットとなっているそうです。

 

 

 

館内の一部を写真でご紹介していきます。(写真は一部許可をとり特別に撮影させていただきました。)

 

 

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↑外観。イギリス積みレンガ造りの外壁、玄関の石畳やアーチ型の窓など、外観内観の至る所に気品あふれる当時の様子がうかがえます。

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↑敷地内にある宇賀魂大神。

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↑大正末期~昭和初期のソファーが置かれた応接室。

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↑館内には、明治時代の産業の黎明期に紡績業のパイオニア的役割を果たし、日本の産業の発展に貢献した尼崎紡績会社の貴重な記録文書をはじめとする、数多くの資料や写真が展示されています。広岡信五郎の写真や自筆も!
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↑現存は現在資料館になっている事務所の部分だけ。模型右端の赤い矢印のごく一部。当時は、尼崎いったい、杭瀬あたりまで工場が広がっていたそうだ。

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↑1964年東京オリンピック、女子バレーボールが快勝。一躍日本中にその名を轟かせた「東洋の魔女」で有名なニチボ―貝塚に関する資料や、当時メンバーがきたオリンピックユニフォームも展示。

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↑尼崎紡績工場の上棟式で使われた「鏑矢(かぶらや)」と「雁股矢(がんまたや)」。いずれも現存の祭式にも伝わる、邪を払う縁起の良いものとして用いられる飾り矢です。と、案内くださったのは、記念館担当の立石さん。


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行ってみたくなった方は、秋のおでかけの候補にいれてみるのはいかがでしょう。
↑道中、こんな子も出迎えてくれますよ。


そしてそして、そんなユニチカのことを知ることができるセミナーが、神戸ファッション美術館で開催されます!

ユニチカの現役社員、中山進氏による講師、モデレーターは眞田岳彦氏がつとめます。
日本の近代化になくてはならなかった、一時代を築いた繊維産業の変遷について、
オリンピックに向けてのスポーツウェア開発について、
先端機能繊維開発の今を伺います。
また、機能繊維テキスタイルを使った実験も披露していただく予定です。
日本の機能繊維を知る貴重な機会を、ぜひお見逃しなく!


◆ユニチカ記念館◆

毎週水曜 会館 ※ただし休館することがあるので、事前にお電話で確認ください。
公開時間: 午前10時~12時 午後1時~3
入館料:無料
アクセス:阪神大物駅下車 徒歩約7
お問い合わせ:〒660-0824 兵庫県尼崎市東本町1-50 TEL06-6481-0525

 
◇2016服飾文化セミナー「神戸の衣服」
第2回 「世界最高峰を目指す 機能繊維」◇
テーマ:日本の先端技術と伝統から紐解く
日時:2016年9月22日(木・祝) 14:00-16:00
講師:ユニチカトレーディング株式会社 中山進 
モデレーター:眞田岳彦(衣服造形家、女子美術大学特任教授)
会場:神戸ファッション美術館 第1セミナー室
要申込/先着順/参加費500円(友の会会員は半額)

申込み方法詳細 → http://www.fashionmuseum.or.jp/seminar/personal

神戸ファッション美術館用画像

◇参考◇

・・・第1回目「世界最高峰を目指す スポーツシューズ」のレポートはこちら
http://fashionmuseum-blog.com/?p=43353

・・・セミナー全体の内容はこちら
http://www.fashionmuseum.or.jp/seminar/personal

 

文・写真 nj