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ひょうたん模様から始める南部菱刺しWSを開催しました

特別展示「BOROの美学―野良着と現代ファッション」関連イベントとして、展示作品にもみられる技法「南部菱刺し」を体験するワークショップを開催しました。
講師は、倉茂洋美先生です。
発祥の地である青森の南部地域や東京でも作家さんも教室も少数のプログラムに、各地からお申し込みをいただき、定員を超えての実施となりました。

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南部菱刺しは、青森の太平洋側、南部藩のエリア(現在の下北半島や八戸周辺)の衣服や布類に見られる刺し子です。
江戸時代後半頃から保温と補強のために施され、麻地平織布の経糸を2、4、6と偶数の目を拾って糸を刺しています。
模様は、草花や動物、魚など、生活の身近にあるもので、当時は母から娘へと伝えられ、下書きなしで布面を埋めていきました。

南部菱刺しのルーツや刺し方の説明の後は、参加者自身がひと針ずつ進めていきます。
ワークショップでは、ひょうたんと、べこ(牛)の鞍を教えていただきました。
本式のやり方を習ったみなさん、今回は1つの模様を布の中央に仕上げるため、5段目までは慎重に・・・と目の数え方では先生に質問と確認をされていました。

5段目をクリアすると、会場はし――んと静まりかえります。もくもくと針をすすめ、目を数え・・・とそれぞれのリズムで取り組まれていました。
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こぎん刺しワークショップに参加の小学生が、こちらのワークショップにも当選!
針を持つのが、生まれて2回目とのことでした。

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糸の始末は、先生が実演くださいました。

あっという間の2時間。やっとわかってきた!もっとやりたい!という声を耳にしながら、作品のお写真を撮らせていただきました。一部をご紹介します。
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これからも続けたい人のために・・・とワークショップキットには、糸と針をセットしてくださいました。(こぎん刺しの糸や布は、弘前のつきやさんをご紹介くださいました。)

参加者からは、「こぎん刺しと菱刺しの違いが理解できました」「先生に直接教えてもらえたことで、糸運びがとてもよくわかった」「これからも続けたいです」などの感想をいただきました。

倉茂先生、参加のみなさん、ありがとうございました。
このワークショップは明日も、午前午後の2回開催されます。

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追記:後日、裂き織りワークショップにも参加くださった方が、菱刺しを仕上げました!と
作品をお持ちくださいました。
詳しくは、こちらのブログもご覧くださいね。

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