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お気に入りの衣服を染め替えてみよう

特別展示「BOROの美学―野良着と現代ファッション」の会場で、田中忠三郎さんが収集された、青森の庶民の衣装。江戸時代末期から昭和初期の晴着や日常着、そして襤褸(ぼろ)が並びます。

壁にずらりと並ぶこぎん刺しの衣装は、藍染した麻布の着物に、ひと針ずつ刺された白糸の目が連続し、幾何学模様で埋め尽くされています。胸の部分と肩と背中部分に模様があるのは、厳冬期を乗り切る保温と補強のためでしたが、用いられる模様に意味が込められたり、細やかな糸目に手がけた方の器量がみられたり、人々が集う際の話題にのぼったことでしょう。

娘時代から身に付けた衣装は、長年用いると汚れや傷んだ部分もでてきます。当初は晴着だったものを藍で染め直して、また別の布と縫い替えて、あるいは振袖だった袖の形を変えて、日常着として用います。染め重ねると藍の色が濃くなり、「あばこぎん」や「からすこぎん」とも呼ばれ、限られた素材を丁寧に使いこまれています。

展覧会の関連イベント、「お気に入りの衣服を染め替えてみよう」は、色あせやシミなどで着られなくなった大切な衣類をインディゴで染め直して蘇らせてみようという、2月・3月の2回連続のワークショップです。

2月の会では、染め替える衣類をお持ちいただいて、その衣類についての思い出をお話ししたり、衣類に刺し子模様を施してみます。

衣類は、美術館から高城染工場さんへとお送りし、染場にて、1枚ずつインディゴで手染めされます。

3月の会では、染めあがった衣類を皆さんと手にしながら、染工場での作業の工程や様子をご紹介し、BOROの美学展を鑑賞します。

染め替えることで生まれる、新たな愛用の一着を手にしてみませんか。

お気に入りの衣服を染め替えてみよう

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①皆さんと思い出の衣服に手を加える会
日時:2月20日(土) 14:00-15:30

②染め上がりを皆さんで分かち合う会
日時:3月26日(土) 14:00-15:30

※①の会でお預かり後、染め工場にて1点ずつ手染めで仕上げ、②の会でお渡しとなります。

対象:①②のどちらの会にも参加可能な方(小学生以下は保護者同伴)

協力:高城染工場

会場:4Fギャラリー  定員:30名(応募者多数の場合は抽選)

参加費:3,500円程度(半袖Tシャツや薄手の長袖ブラウスの場合)
※価格は衣服の重量で変わるため、終了後御代を頂きます

持ち物:綿または麻素材の染め替え衣服(仕上がった季節にちょうど良い、半袖Tシャツや薄手の長袖ブラウスでお願いします)
※ポリエステルの縫製糸は染まりません。また、ボタンは色がかぶります。アンティークの麻素材などの古着は破れる可能性がありますので、ご遠慮下さい。

申込締切:2月7日(日)必着

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みなさまのご参加をお待ちしております!