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ズレてることの美しさ

〇△□という作品があります。アンリアレイジの2009年春夏コレクションの作品です。

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立体作品に見えますが、ちゃんと人が着ることができるお洋服です。着るとどんな風になるのだろう?と疑問がわいてきますよね。

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着るとこんな風になります。

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洋服というのは、二次元の布を裁断し、縫製してつくられます。身体にぴったり合うものが洋服の着方として美しいと一般的には考えられています。アンリアレイジの「○△□」の洋服は、立体としてつくったものを人が着るとそのデザインが着る人の身体によって変わっていくということを考えた作品です。身体のフォルムにぴったり合うというものではないかもしれないけれど、そのズレのようなところにも洋服を着たときの美しさがあるのではないかということを考えさせてくれる作品なのです。現在開催中の展覧会「デジタル×ファッション 二進法からアンリアレイジ、ソマルタまで」では、アンリアレイジの9つのショーの作品を少しずつ映像もまじえ紹介しています。「COLOR」や「SHADOW」のショーもご覧いただけます。展示方法も他では見られない趣向をこらしていますので、一見の価値ありです。ソマルタは、skinシリーズのほか、3Dプリンター技術をつかった最新作、ヤマハ発動機と開発したドレスを着るときのための車いすなど服だけではない廣川玉枝さんの身体に対する考え方、広い意味でのデザインのとらえ方を見ることができます。このお二人の世界を楽しめる展覧会になっております。9月のシルバーウィークの予定の一つに神戸ファッション美術館を候補に入れてください。皆さまのご来館をお待ちしています。

miztama

  • 2015/09/06 |
  • 10:00 |
  • ファッション
  • fashionmuseum |
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