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ロココ衣装の 後ろ側と裏側

只今開催中の超絶刺繍Ⅱの中では、美術館所蔵のロココの宮廷衣装も展示しています。

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華麗なるアビ・ア・ラ・フランセーズがずらりと並んだ展示ケース、まさにロココ男子の衣装自慢のようなコーナーです。

18世紀は刺繍といえば男性衣装に用いられるもの。これらの衣装には多彩な色絹糸や金属糸で植物文様が刺繍されています。アビと呼ばれるジャケットの前端、首周り、ポケットの雨蓋などは展示でご覧いただけると思いますが、後ろ腰のスリット周辺も見せどころです。ケース内の展示なので見づらい部分ですが、ちょっとだけ後ろ側から撮影した画像をご紹介します。

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また、常設展では、同時期の女性衣装、ローブ・ア・ラ・フランセーズを展示しています。こちらの文様は刺繍ではなく織りで表現されています。すこし詳しく知っていただくために、今回はガラスケースに入れて展示をしています。

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パニエ(腰枠)を使って横に張り出した形で着装するので衣装自体もボリュームがあるように思われがちですが、平置きにすると意外にコンパクト。これは縫いとり織により、横糸が図柄の部分だけ往復しているため、薄く張りのある生地に仕上がっているためです。

この機会にぜひご覧いただきたいと思います。

fujiH.O