レトロな列車の旅
少し前になりますが、滋賀に行ってきました。
お目当ては、彦根城でも黒壁スクエアでもなく・・・蒸気機関車「SL北びわこ号」です。
神戸駅の近くにも展示保存されていますが、期間限定で乗車できるのです。
大人も子供も見つめる中、入線してきたSL北びわこ号。
何と、昭和14年製。76年前の機関車が今なお現役!
日本のものづくりと整備技術の高さに脱帽です。機関士さん、ありがとうございます!
客車は旧国鉄色のブルー。
レトロな車内には、ボックスシートには栓抜きがあったりします。
長距離旅行で瓶ビールやジュースを飲むのに重宝したのでしょうね。
さて、旅は米原駅をスタートし、
稲刈りの終わった田園風景の中を、青空にSLの煙が線を引きながら進んでいきます。
シャッターチャンスを待ち構える撮り鉄のみなさんのアツい視線を浴びながら、
およそ40分ほどで、終点の木ノ本駅に到着しました。
新幹線や飛行機と違って、スピードではなく風景とゆっくり流れる時間を愉しむ列車の旅もいいものです。
この後、木之本駅には転車台がないため、SLは電気機関車に牽引されて来た線路をバックして回送されていました。
帰りの電車まで時間があるので、木ノ本を少しお散歩します。
北陸と近畿を結ぶ北国街道の宿場町として栄えた木ノ本には、古い酒屋や醤油屋など情緒あふれる街並みが今も残っています。
名物の鯖寿司を頂いて、木ノ本を後にしました。
さて、神戸ファッション美術館では、「1950-70年代の阪神間スタイル/衣服にできること-阪神・淡路大震災から20年」を開催中です。
レトロモダンの洋服たちが皆様のご来館をお待ちしています。お誘いあわせの上、ぜひご来館ください。
まるも
- 2015/02/14 |
- 10:00 |
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