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錦絵に見られるファッション

開催中のファッション史の愉しみ―石山彰ブック・コレクション―では、18世紀以降のヨーロッパを中心としたファッションプレートや衣装をご紹介しておりますが、日本は他国の文化をどのように捉えたかについて、錦絵からわかります。

錦絵は浮世絵の一種です。18世紀半ばに多色刷りが考案されると、錦のように美しいと例えられ、この名がつけられました。
この展覧会では、明治時代のファッションが読み取れるような、当時の洋装姿やきもの姿の女性たちが描かれている錦絵の作品もご紹介しています。

ファッション史の愉しみ

たとえば楊州周延は、裁縫を学ぶ図などの日本的なテーマを描きながらも、西洋から伝わった絵画技法である遠近法を用い、輸入品のインクを取り入れるなど、日本と西洋を融合した独自の画風を確立しました。

ファッション史の愉しみ

このような、お尻が膨らんだバッスルスタイルの衣装は、日本では鹿鳴館スタイルとも称されました。
多色刷りの錦絵からは、当時のヘアスタイルやメイクアップも読み取ることができます。
日本のファッションプレートである錦絵とともに、絵の中に見られる衣装もじっくりとご覧ください。

 

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