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【レポート】ファッショントーク

秋晴れの9月23日(火祝)、世界のファッション展関連イベント「ファッショントーク」を
上羽陽子氏(国立民族学博物館)と神田恵介氏(ファッションデザイナー)をお招きし開催いたしました。

神田恵介氏は、急遽パリからスカイプでの参加となり、
内容の変更にも関わらずお越しいただいた多数の皆様、誠にありがとうございました!

「世界のファッションの現在と未来を考える」は、下記の内容でお送りしました。

16:00 開演 ごあいさつ

16:05~(約40分) 講演「民族衣装とファッション」上羽陽子氏

16:45~(約40分) トークセッション「日本ファッションの現代と未来」

上羽陽子氏、神田恵介氏(スカイプでの参加)、浜田久仁雄氏(神戸ファッション美術館)

17:25~ ご質問など

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「民族衣装は存在しない。」
そんな上羽氏の論には、「民族衣装」の鑑賞を目的に美術館に来ていただいたお客様は皆、
少なからず衝撃を受けたのではないでしょうか。
上羽氏が冒頭でおっしゃってくださいましたが、
実は「世界のファッション」展には「民族衣装」という言葉を使用しておりません。

民族衣装を4分野に分類されたうえで、「民族衣装」がいかに、西洋社会(キリスト教圏)から見た時のそれ以外の衣服を示すのに便利な言葉であり、第3者的視点であるかといった点から言葉そのものが持つ「魔力」や「甘さ」といった事例を具体的に示してくださいました。

おなじものを永らく着用しているようにみえる各地の伝統的衣装についても、染料、素材、交易もろもろによって変化があったり、流行があり、まさに世界各地に「ファッション」があるということが、そもそも「民族衣装はない」という所以です。

ファッションの未来については、デジタルをどう組み込むか、どう向き合うかが神田氏からも話題に。

しかし、(スカイプでの通信がとぎれたことを受けて)デジタルがいかにはかなく、人をつなげているようでつなげられない現実が目の前にあるなか・・・、今後デジタルは避けては通れない道ではあるが、やはり人と人、衣服と人の肌、布の風合いを大切にすることは衣服に関わる時、作り手にも着る人にとっても大切にもなるというしめくくりとなりました。

ファッションの現在と未来を考え直すきっかけをもらえた、そんなファッショントークでした。

 

<最後の関連イベントは10/5日曜日!>

ギャラリーツアー
※日経ナショナル ジオグラフィック社編集者の葛西陽子氏の参加が決定しました。

時間:14:00―15:00(終了予定)

申込不要/要入館料

集合場所:神戸ファッション美術館 エントランスホール

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マガジンカフェ 

時間:11:00―17:00(材料がなくなり次第終了予定)

申込不要/要入館料

場所:神戸ファッション美術館 カフェスペース

※ギャラリーツアー前後は混雑が予想されますので、ゆっくりとカフェをを楽しまれたい方は時間をずらしてご利用いただくことをおススメします。

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10月3日は、「KOBE観光ウィーク」で神戸ファッション美術館も入場料が無料となります!