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世界のファッション展「ROADSIDERS’ weekly」で大特集!

本日発行!

いつも行ってみたいところリストを賑わせてくれる都築響一さんによるメルマガ「ROADSIDERS’ weekly」から「世界のファッション」展の取材記事が内容、写真盛りだくさんで配信されました。

「間違いなく、日本最強のファッション・ミュージアム」であり「不遇の神戸ファッション美術館」・・・が今なぜこの展覧会をやるのか?!

「若きファッション・デザイナー、ファッション写真家、雑誌編集者、スタイリスト・・・これからのファッションに関わるすべての人間にとって、これは百年前の素材でありながら、いまの時代だからこその挑発に満ちた問いかけなのだ。」 (メルマガから抜粋)

スーパー編集者 都築さんにここまで言わせた展覧会レポートに要注目です!

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写真:「君もナショジオの表紙になれる」コーナーにおさまる都築さん。。

 

 ROADSIDERS’ Weekly

2014/08/20号 Vol.128

今週はロンドンから届いたばかりの、美しいアート・イベント画像を。そして神戸から注目のファッションと写真の展覧会情報。さらに日本に戻ってますますヒートアップの『隙ある風景』、大阪からの『フィールドノオト』と盛りだくさん。

夏休み疲れを癒やすお役に・・・たぶんたてます! 最後までごゆるりとお付き合いください。

電気画帖 ―― 大竹伸朗 アイパッド・ペインティング 03
【art】鎮魂の光束――池田亮司『SPECTRA LONDON』
【fashion】百年の時装――世界のファッション展@神戸ファッション美術館
【travel】隙ある風景 ROADSIDERS’ remix 24 寝てる人(ケイタタ)
【travel】フィールドノオト22 大阪(畠中勝)

【告知1】開封! 安田興行社大見世物展@ヴァニラ画廊
【告知2】8月24日、鬼海弘雄さんとトーク@東京都写真美術館
【告知3】8月29日(金)、ROADSIDE BOOKS刊行記念トーク@紀伊國屋書店新宿本店
【告知4】岡本太郎とアール・ブリュット展@川崎市岡本太郎美術館
【告知5】『モンドくん』原画展&似顔絵ツアー

http://www.roadsiders.com/

※有料メールマガジンです。お申し込み詳細は、ROADSIDERS’ weeklyのホームページにて。

 

文・写真 nj

<世界のファッション展>拡大写真と印刷のひみつ

開幕から1ヶ月がたった特別展示「世界のファッション−100年前の写真と衣装は語る−」。

この展覧会は、現在巡回の予定がございません。もし今後予定がでてくるとしても、これだけの展示数による規模はもうないでしょう。ですので、この機会に神戸ファッション美術館でご覧いただくことをオススメします!

10月7日までに秋の六甲アイランドを目指してぜひお越しください。

 

今日は、本展の展示物の半分を占める写真とその印刷について、裏話をおおくりします。

 

本展に展示されている写真は2種類、ナショナル ジオグラフィックによる世界をありのままに捉えたドキュメンタリー写真の中から民族衣装を映し出す写真100点、神戸ファッション美術館が所蔵するファッション写真30点があります。計130点、どちらも100年前に撮影された雑誌掲載用に撮影された写真です。

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写真:展示場入口手前に導入として展示された6枚。左3枚は雑誌「ナショナル ジオグラフィック」掲載用に撮影されたドキュメンタリー写真。右3枚が雑誌「VOGUE」や「Harper’s BAZAAR」掲載用に撮影されたファッション写真。

これらの写真と衣装を対比してご覧いただくために、等身大かそれ以上のサイズに拡大印刷しております。

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写真:近い地域の写真と衣装を付近に展示するようにしていますので、写真に写る衣装が実際はどんな作りになっているのか、まじまじと観察することができます。

と、簡単に言いましたが・・・これらは100年前の写真。ナショナル ジオグラフィックの写真については、アメリカはワシントンD.C.のナショナル ジオグラフィック協会のアーカイブ室にガラス乾板で残っています。余談ですが、そのアーカイブ室にはナショナル ジオグラフィック126年の歴史を記憶する1100万枚という膨大な数に及ぶ写真が保存されてあり、アーカイブ室を管理する監守さんは世襲制でお仕事を引き継がれることで、その膨大で貴重な資料を管理しているそうです。(こういったナショナル ジオグラフィックの写真の歴史が軽快に語られているおススメの連載のよみものはこちら

ということで、本展で展示している写真の元データは、ガラス乾板で残っている100年前の写真を、今現在可能な最大サイズでスキャニングをし直してもらったものになります。

それらが、凸版印刷の高度な技術によって、この展覧会のために最上級でリアリスティックに印刷され、表現力豊かに展示することが可能となったわけです。

 

その印刷について、凸版印刷のご担当者にうかがいました。

●今回の印刷技術の特徴は?

今回は10色機プリンター・光沢紙(通常は半光沢紙)を使用することにより(通常のカラー印刷物は4色=黄・赤・アイ・スミ)より深みのある表現性に優れた印刷物が作成できました。

 ●印刷にかかる時間は?

​プリンターからの出力は​20~30分​程度ですが余白の断裁、セット作業等で1~2時間程度かかります。​

 

実はこの展覧会は、企画元になった写真集「100年前の世界の民族衣装」(日経ナショナル ジオグラフィック社刊)の発行からわずか1年という限られた時間のなかでの準備~開催だったため、この130枚ものデータスキャン、印刷作業を担当くださった方々の努力は言うまでもありません。

そのあたりも展示をご覧頂く際に少し思い出していただけると、この拡大写真の意味がより深くご理解いただけるかもしれません。

 

<ナショナル ジオグラフィックの話がきける関連イベント>

●ギャラリーツアー (同日に「マガジンカフェ」も開催!)

9月14日(日)※学芸員によるギャラリーツアーを開催します。
10月5日(日)※日経ナショナル ジオグラフィック社 編集者 葛西陽子氏の参加が決定しました!

時間:14:00―15:00(終了予定)
申込不要/要入館料
場所:神戸ファッション美術館

●西谷真理子×葛西陽子トークショー@スタンダードブックストア(心斎橋)
日時:9月20日(土)12:00―14:00
場所:スタンダードブックストア(大阪、心斎橋)

スタンダードブックストア心斎橋さんで展覧会開催を記念し、西谷真理子氏×葛西陽子氏のトークショーが開催されます!
詳細はこちらをご覧ください↓
http://www.standardbookstore.com/archives/66153299.html

 

 

文・写真 nj