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チョコレートと神戸の話

本日2月14日はバレンタイン・デー。
関西でも雪予報。寒い日となりました。

バレンタインと言えば日本ではチョコレートで思いを伝える日であったり、「義理チョコ」はもちろん、最近では「逆チョコ」「友チョコ」「自己チョコ」などあらゆる方法でバレンタインにチョコレートを贈り贈られる習慣が根付いています。

・・・でも、なぜチョコレートなのでしょう。同じ疑問をもったことのある人も多いはずです。

そもそも、バレンタイン・デーの起源はローマ帝国にあるとされ「恋人たちの日」とされ、欧米ではチョコレートではなく花を男性から女性に贈る習慣が根強く、2月14日にヨーロッパの街を歩いたことのある人ならご存知のとおり、花束を持った男性によく遭遇することになります。チョコレートも贈る習慣が出始めたのは、19世紀後半のイギリス。キャドバリー社が1868年に美しい贈答用の箱にチョコレートを入れ販売し始めたのがきっかけとされています。

さて、日本では、1932年神戸のモロゾフ社が初めてバレンタインチョコレートを販売。その後、英字新聞『ザ・ジャパン・アドバタイザー』などで「バレンタインデーにはチョコを」のコピーの広告で日本におけるバレンタインチョコレート文化を根付かせていったといえるでしょう。

こうして見てみると、港町・神戸では海外からの玄関口として欧米の文化をいの一番に取り入れるお洒落な心意気は、今も昔もここかしこに表れているようです。

そして、私たちが現在当たり前のように着ている「洋服」もまたヨーロッパを一つのルーツとするわけで、神戸ファッション美術館が日本で唯一の公立のファッション美術館として神戸に拠点を置き、18世紀のヨーロッパ宮廷衣装から現代ファッションに至るまでの服飾資料を収蔵展示している意味もお分かりいただく手がかりになるのではないでしょうか。

【左】1936年2月16日英字新聞に掲載したモロゾフ社のバレンタインデー広告
【右】筆者お気に入りのキャドバリー社チョコレート フルーツ&ナッツ入り

(参考:モロゾフ社HP

◆現在、神戸ファッション美術館ではウールの収蔵衣装の数々及び、衣服造形家 眞田岳彦氏のウール作品などが一同にご覧いただける展覧会を開催中です。

眞田岳彦ディレクション/作品「ウールの衣服展-源流から現在-」

2014年3月25日まで 水曜日休館


nj

  • 2014/02/14 |
  • 09:00 |
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