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明日、ウール・トーク

『ウールの衣服』展の準備作業も完了に近づき、明日はいよいよオープニングを迎えます。
オープニング初日の明日には、本展のディレクターを務めていただいた衣服造形家の眞田岳彦氏、羊に関して日本でも屈指の知識を誇り『羊蹄記』(1991、平凡社)の著者でもある大内輝雄氏、そして人とその環境とのつながりに対して独自の視点をもつ哲学者・河野哲也氏のお三方をお迎えして、「ウール・トーク」というイベントも予定されています。

今回の論者のお一人、河野氏は立教大学で哲学の教鞭を執っていらっしゃいます。先生とは今回のイベントのお願いをするまで、直接お目にかかったことはありませんでしたが、そのご著書は、私が昨年1月に4年間も手こずった修士論文をなんとか書き上げるべく悪戦苦闘している折に、幾度となく読み返し、参考にさせていただきました。なかでも『意識は実在しない―心・知覚・自由』(2011、講談社)で先生が展開されていらっしゃる、「社会的アフォーダンス」や「アクターネットワーク」に関するお考えには大いに刺激を受けたものです。

昨年末にお忙しいところ無理やりお時間を割いていただき、『ウールの衣服』展の企画趣旨や、その関連イベントとしての「ウール・トーク」の意図などを、ご説明するために初めてお会いしました。その際に、衣服を着ることと人の関係については、考えるべきことが山ほどあるのではと、かねてより関心を持っていたとのことでした。今回、ファッション美術館でのトークを機に、着衣という現象について取り組んでみたいともおっしゃっていました。

哲学者と衣服造形家と羊研究の第一人者との対話のなかから、どのような言葉が紡ぎだされるか、明日がとても楽しみです。

MOMO

  • 2014/01/23 |
  • 14:53 |
  • ファッション
  • fashionmuseum |
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