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『秋』で思うこと

10月に入っても猛暑がつづき、今年の秋は短いのではと思いながら、六甲アイランドに通い始めて早6ケ月が過ぎました。通い始めた頃は美術館南側道路の桜が満開で、今は秋の装いを期待しているのですが、このように暖かい日々が続くと、綺麗な紅葉にはならないのではと心配しています。
春、夏、秋、冬 それぞれの季節の美しさや楽しみ方はありますが、私にとっての秋は、まず収穫の秋であり、好きな「なし・かき」の季節です。このごろ売っている「かき」は、種なしの品種が多くて残念ですが、私は種のある固いかきが好きで、かきを食べるときは、これぞ「秋」という実感が湧くのですが、私だけでしょうか?
もうひとつ秋で思うことは、秋空の美しさから生じる「心の旅」です。透明度でいうと冬の季節かと思うのですが、何処までも澄みきったスカイブルーの秋空は、どことなく哀愁を感じさせ、仕事も家族も全てを捨てて、知らない土地を旅してみたいと。昔の歌で恐縮ですが、永六輔さん作詞の「遠くへ行きたい」の歌詞と気持ちが重なってくるのですが。
ちなみに、妻は「いつでも、何処へなりとも、もう帰ってこなくていいから」と言っています(ヒェ~)。
で、ある秋晴れの日、六甲アイランドセンター駅から出て、ふと目に留まったのが一本のイチョウの木で。今まで何回も目にしているはずなのに、そのイチョウの木は、晴天の秋空をバックに枝を四方八方自由に伸ばしており、「心の旅など、何を甘ちょろいことを思っているのだ! 俺はここで精いっぱい生きているぞ」と訴えている様な気がして。
 秋は、いろいろと感じることが多い季節ですねぇ。

神戸ファッション美術館では、明日10月11日から
特別展「日本の男服 メンズ・ファッションの源泉」が始まります。
明治からの洋装化の流れと、戦後の若者たちを中心としたお洒落の流れを、VANやエドワーズの衣服や資料を通じて、日本の男服の変遷をご紹介しています。
経済が右肩上がりで伸び、欧米文化に憧れた若者の勢いと六甲アイランドセンター駅前にある一本のイチョウの木の勢いを是非とも見にきてください。

新人⑦

  • 2013/10/10 |
  • 17:00 |
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