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ライブラリー所蔵作品のご紹介

みなさま、こんにちは。

今日は、神戸ファッション美術館3階ライブラリーにある書籍と映像をご紹介します。
テーマは、今年で没30年を迎える作家、寺山修司ですshine
短歌・俳句・詩・戯曲・脚本・評論・小説・映画・随筆・写真など、様々なジャンルをまたいで活躍した寺山は、いつも「当たり前」や「前提」に疑問符を差し挟むことで、新しい価値観や本質を私たちに見せてくれました。
そんな彼の魅力を堪能できる資料をご紹介しますnotes

●書籍

寺山修二 書籍

(左から)
寺山修司の仮面画法』(請求番号:3210/TER
寺山修司実験映画カタログ』(請求番号:3109/TER
寺山修司イメージ図鑑』(請求番号:4311/TER 書庫)
寺山修司 青少女のための映画入門』(請求番号:3109/TER

おすすめは、『寺山修司の仮面画法』です。寺山が主宰した劇団「天井桟敷」の舞台や映画の構想、エッセイなどが、豊富な写真とともに紹介されています。
「寺山修司って一体誰?どんなことをした人なの?」という方にぴったりの本ですshine
『書を捨てよ町へ出よう』や『田園に死す』の写真も載っています。

●VHS作品

寺山修二 映像

寺山修司 実験映像ワールドⅠ~Ⅵ』(請求番号:2595~2600
レミング 壁抜け男』(請求番号:2510
百年の孤独』(請求番号:2560
寺山修司&谷川俊太郎ビデオレター』(請求番号:2073

おすすめは、天井桟敷の最終公演として上演された舞台『レミング』です。
男の住んでいるアパートの壁が突然消えてしまい、奇妙な隣人たちとの関係に巻き込まれていく中で、夢と現実の境が曖昧になっていく不思議な物語です。

ライブラリーにあるのは映画や舞台の資料がほとんどですが、
寺山作品の魅力の核にあるのは「言葉」だと思います。
しかし、自身から生み出される言葉のスピードに体が追い付かなくなり、47歳という若さで寺山はこの世を去ります。
私の墓は、私のことばであれば、充分
(谷川俊太郎とのビデオレターの中で)谷川さんは言葉にすると何でもかっこよくなってしまうって言うけど、
言葉にでもしないと耐えきれないっていうことも時々、ある

と語った寺山には、言葉は世界と釣り合うだけの重さを持つものであって欲しいという強い願いがあったのかもしれません。

没30年の今年は、各所で寺山修司に関するイベントが開催されていますので、
興味を持たれた方は、ぜひ参加してみてくださいcatfacetulip

imkm

  • 2013/08/13 |
  • 14:10 |
  • ライブラリー
  • fashionmuseum |
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