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新着図書のご案内。

ありそうでなかった本。

「Secori Book」という本が1月に出版されました。コンセプトは「ファッションデザイナーと日本のテキスタイル技術の協同」。

レベルの高い日本のテキスタイル産業とデザイナーを結びつけるためのサポートをしたいという思いからこの本は作られました。前半は若手デザイナー、後半はテキスタイル産地の紹介がされています。

キュレイターの宮浦氏自らが現地取材をし、テキスタイル産業の現状と未来への思いを聞き、コンパクトにまとめられています。(Vol.1では、兵庫県の播州織も取り上げてあります!)

神戸ファッション美術館でも、若手デザイナーの支援を目指し、どうやってモノを作り、売っていくのかをテーマにしたクリエイターズ・セミナーを昨年から始めました。

好きなモノを作ったそのあと、どのようにして活動していけばいいのか具体的な取り組みについて、さまざまな講師の方をお招きしてお話いただいています。

 「Secori Book」は半年後にVol.2の発刊を目指しておられるとのこと。海外のファスト・ファッションに押され気味の現状。日本の若手デザイナーや歴史ある日本のテキスタイル産業がもう一度、復活するきっかけのひとつになるかも?と期待できる1冊です。

福。

  • 2013/02/28 |
  • 10:30 |
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春の展覧会情報

2月もあっという間に終わりそうですが、いかがお過ごしですか?
神戸ファッション美術館では「型絵染 三代澤本寿展」が始まったと思ったら1ヶ月が過ぎてしまいました。今次回展の準備も佳境を迎えています。
4月18日からの次回展は大変貴重な資料を寄贈いただいたことを皆さんに知っていただくことも目的になっております。受贈記念展として「SHOES DESIGNER高田喜佐 ザ・シューズ展」と 「SHOES DESIGNER高田喜佐 ザ・シューズ展」と「アーノルド・スカージ展 アメリカのオートクチュール・デザイナー」の2本立てで開催されます。高田喜佐さんは2006年の2月16日に急逝されたのですが、シューズデザイナーの草分けとして、時代の寵児として皆さんの方がよく御存だと思います。念のためプロフィールを記載します。

高田 喜佐
1941年、東京都生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。66年、初の個展「靴のファンタジー」を銀座の画廊で開催し、オリジナルブランド「KISSA」で、シューズ・デザイナーとして出発。70年代にポックリとファッション・ズック、マニッシュなカジュアルシューズを発表し、77年、(株)キサを設立、その後青山に「ブティックKISSA」をオープンする。日本の女性靴にデザインの概念を持ち込んだと評価され、以後靴デザイナーの草分け的存在となる。機能美と遊び心が融合した大人のためのカジュアルシューズは多くのファンに支持され続けている。エッセイストとしても活躍し、『大地にKISSを』(文化出版局)、『靴を探しに』(筑摩書房/日本文芸大賞自伝優秀賞受賞)、『裸足の旅は終らない』(学習研究社)、『暮らしに生かす江戸の粋』(集英社be文庫)など著書も多い。06年2月、肝内胆管癌にて死去。享年64歳。母は詩人の高田敏子氏。

今回は1500を超える靴、デザイン画やイラストなど膨大な資料を㈱キサの代表である弟さんの高田邦雄氏より寄贈いただきました。圧倒的なスケールのKISSAワールドを満喫していただけると信じています。

一方、アーノルド・スカージはファッション関係の方でも知らない人が多いと思いますが、アメリカ随一のオートクチュール・デザイナーです。歴代のファースト・レディや多くのハリウッド女優、1000人にも及ぶニューヨークセレブなどを顧客に持っています。この度、名古屋ボストン美術館と米ボストン美術館のご尽力により、ボストン在住のシャーフ夫妻より21点の貴重な作品が寄贈されました。本展ではそれを記念し、スカージが描き出す、ヨーロッパ・モードと異なるダイナミックなアメリカ・オートクチュールの世界を堪能いただく貴重な機会を提供します。見たことのないアメリカのハイファッションを一瞥しても損にはなりませんよ。私たちは戦後、トムとジェリーを見て、大きな車、巨大な冷蔵庫と牛乳瓶を知り、ジーンズ、フライトジャケットなどなど、本当にアメリカに憧れてきたわけで・・・ここで一寸知らないアメリカを知るのもいいのではないですか。
スカージのプロフィールも書いておきます。

Arnold Scaasi(1930-)
カナダに生まれる。パリ・クチュール組合の学校を卒業後、52年から2年間ニューヨークのチャールズ・ジェームズのもとでアシスタントとして働く。56年、自分のブランドを設立し、64年、オートクチュール・サロンを開く。60年代から70年代にかけて、バーブラ・ストライサンドの衣装を公私にわたって担当。華やかな色彩と模様が特徴で、歴代大統領夫人のドレスを手掛けるなど、比類なきアメリカのクチュリエ。
(BX-16S)

『神戸湊川Otonari』が入居者を募集中

春節祭も終わりましたが、まだまだ寒い日が続いていますね。

さて現在、神戸の台所として、昔から有名な湊川に、昭和41年からあるショッピングセンター パークタウンでは、2階の一部8区画、200㎡のスペースを活用して、『手づくり』『手仕事』をキーワードにした小さなショップやアトリエの集まるハンドメイドな空間『神戸湊川Otonari』の入居者を募集しているようです。
これは、『手づくり・手仕事に日々触れられる、温かい寄り道の場所』というプロジェクト・コンセプトのもと、『SHOPとわたしの場所。両方を手に入れる』を利用イメージとしては、アーティストやクリエイター向けの長屋のようなものでしょうか。
( http://netmk.seesaa.net/article/322276517.html )
六甲アイランドにも、こういう展開があると良いと思うのですが・・・
興味のある方は、otonari●sarto.bz(●は@)に一度問い合わせてみては、いかがでしょうか。

神戸ファッション美術館では『型絵染 三代澤本寿』展を開催しております(~4月2日)。
みなさまのご来館、お待ちしております。

kiuri

  • 2013/02/25 |
  • 08:00 |
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新着書籍

こんにちはchick
神戸ファッション美術館3階ライブラリーより新着書籍のご紹介です

今回はすべて別冊太陽ですsun
閲覧室、PCスペースの後ろの棚にまとめて置いています


この棚でーすchick

今むかし 日本の名城88 西日本編 請求番号2808/IMA
今むかし 日本の名城88 東日本編 請求番号2808/IMA
山下清の放浪地図 昭和の日本をぶらりぶらり 請求番号3429/YAM
北斎 冨嶽三十六景の旅 天才絵師が描いた風景を歩く 請求番号3433/HOK
月岡芳年 幕末・明治を生きた奇才浮世絵師 請求番号3433/TSU
やまと絵 日本絵画の原点 請求番号3433/YAM
みちのくの仏像 東北のカミとなった仏たち 請求番号3434/MIC
白洲正子 十一面観音の旅 奈良・大和路篇 請求番号3434/SHI
白洲正子 十一面観音の旅 京都・近江・若狭・信州・美濃篇 請求番号3434/SHI
復興建築の東京地図 請求番号4109/FUK
出雲 古記事のふるさとを旅する 請求番号4109/IZU
古地図で歩く江戸城・大名屋敷 歴史と地形で愉しむ江戸⇔東京 
  請求番号4109/KOC
古地図で歩く大江戸捕物帳 半七、鬼平の舞台を訪ねる 
  請求番号4109/KOC
古地図で歩く天皇家と宮家のお屋敷 歴史と地形で愉しむ明治←→現代 
  請求番号4109/KOC
松本清張 黒の地図帖 昭和ミステリーの舞台を旅する 請求番号4109/MAT
坂本龍馬 青春の航海地図 請求番号4109/SAK

タイトルから「ぶらタモリ」的なマニアック感が出ていますconfident
お薦めは『日本の名城』東日本と西日本に分かれているので白鷺城といわれる美しき姫路城ももちろん載っています

早く改修工事が終わった立派な姫路城が見たいですねhappy01

1階展示室では
型絵染(かたえぞめ) 三代澤本寿(みよさわもとじゅ)展
民藝とともに―暮らしによりそう色と形
が好評開催中です 

神戸ファッション美術館にお越しの際は是非3階ライブラリーにもお越し下さい

  • 2013/02/24 |
  • 10:00 |
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デザインの源流

前回に引き続き、ネパールでの話になるのですが、

まちなかを散策しているとたびたび目に飛び込んでくるのが

生地屋さんや鮮やかな布たち、

タルチョとよばれるチベットの5色の祈祷旗でした。

いま開催している特別展「型絵染 三代澤本寿展」

三代澤本寿さんもアジアやヨーロッパなど世界各地を旅し、

そこで出会ったものたちをそのデザインや創作の源として

数多くの作品を制作されています。

ものを作り出すひとたちにとって、異なった文化や世界に触れることは

作品作りへの大きな刺激になるのだろうな、と

三代澤本寿さんの作品を見ながらあらためて感じましたshine

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  • 2013/02/23 |
  • 15:36 |
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