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特別展 2012 絹(シルク)見聞録 開催!

すっかり秋も深まり、いよいよ食欲と芸術の季節の到来。
神戸ファッション美術館では巨匠(マエストロ)フォルチュニィの夢 2012絹(シルク)見聞録展が始まり、本日は第一回のギャラリートークも催されました。

20世紀初頭にベネチアで活躍したデザイナー、マリアノ・フォルチュニィ。魔術師のようにシルクの美しさを引き出すドレスを次々に創り出した彼の審美眼にかなう、東西の絹の衣装の共演です。もちろんフォルチュニィの代表的な作品も10点展示しています。

    

登場する衣装も、なんと古代から現代…! 絹を合言葉に、この場で意外な出会いをしています。

そして今回の特色は、この展示場のマップからもおわかりのように、織り方別の展示です。

絹の上品な光沢は共通していますが、織りによる個性は、作品の表面やシルエットに表れています。

また、ところどころには、生地の糸の断面の走査顕微鏡による4000倍の写真や、マイクロスコープによる生地の拡大写真も、作品とともに展示しています。 糸の浮き沈みや絡み、さらに糸の撚りまで見ることができます。

   

蚕が命をかけて吐いた糸で作った繭から糸を引きだし、それを大切に織って生地にし、その生地を使って縫製された衣装たち。歴史や地域の広がりとともに、その時代のデザイナーをはじめいろいろな職人さんたちの奮闘とすばらしい功績を、ぜひ会場でご鑑賞ください。

fujiH.O