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『セレブの肖像-ケヴィン・ウェステンバーグの視線』展 始まりました

梅雨も明けて、一気に夏になりましたね。
枝豆、冷ややっこ、ところてん・・・など一緒にグビっと、冷たいビールがおいしい季節ですね。

先日、部屋で積ん読にしてある山の中から、『超<集客力>革命 人気美術館が知っているお客の呼び方』(蓑豊著 角川書店2012年4月刊)を取り出し、読みました。
著者の蓑さんは、皆さんご存じのとおり、大阪市立美術館、金沢21世紀美術館などを経て、現在は兵庫県立美術館長に就任されています。

蓑さんと云えば、金沢での全小学校の児童を美術館に招いたことや市の助役をつとめられたことなどが知られていますが、県立美術館でも「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」や「水木しげる・妖怪図鑑」など親子で楽しめたり、これまで美術館に足を運んでいただけていない層に訴える展示企画が開催されていますね。
こうした蓑さんが考えられて取り組まれてきた“社会と美術館の関係”について、現在の兵庫県立美術館での取り組みについて、本書で紹介されています(金沢時代の取り組みは、前著『超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦』(角川書店2007年5月刊)に紹介されています)。

公設文化施設に対しては、さまざまな意見や考え方がありますが、住民の方々に愛される施設として在り続けるための運営者側の視点として、蓑さんのこれまでの取り組みは、いろいろと参考になるのではないでしょうか。

昨日、19日から『セレブの肖像-ケヴィン・ウェステンバーグの視線』展が始まっています。当館の展示としては、いささか嗜好を異にする企画かも知れませんが、「どうすれば皆さんに、一層愛していただける美術館になるのか?」を模索している道中とお考えいただけると幸いです。

今年の夏は是非、『セレブの肖像-ケヴィン・ウェステンバーグの視線』展の“クールな作品たち”を、ご鑑賞ください。

kiuri