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2012年度 春期服飾文化セミナー

2012年度 春期服飾文化セミナーのお知らせです。

極微の手わざを視る

2012年度 春期服飾文化セミナー 極微の手わざを視る

古き服飾文化を東西にたずねればそこには、想像を絶するほどの時間を費やし、緻密な技法を凝らして生みだされた衣装やテキスタイルがあります。それらのほとんどは、21世紀の今では二度と作ることが叶わないような、驚異的な精緻さを誇る職人たちの手わざによって生み出されています。
たった一着の上着をみても、極細の糸を手で紡ぎ、繊細な手仕事で織り上げ、細心の注意を払って仕立て、さらにそこに想像を絶するほど精妙な装飾がほどこされています。そのような手わざでつくられた服飾工芸の数々は、古人の卓抜した技能を後世に伝えるかけがえのない資料なのです。
それら一つひとつの≪極微の手わざ≫は、目を凝らしてもなかなか肉眼で視ることはできません。そこで神戸ファッション美術館は、先人たちが残した素晴らしい≪極微の手わざ≫を拡大撮影することにより、彼らの偉業を目の当たりにし、その技巧の真髄に気づいていただけるようなプロジェクトを始めました。
2012年度の春期服飾文化セミナーでは、現物資料とそれを拡大した視覚資料を見ながら、そのプロジェクトの一部をご紹介したいと思います。

第1回 5月19日(土)
アビ・ア・ラ・フランセーズ
18世紀の男性宮廷衣装アビ・ア・ラ・フランセーズを取り上げ、刺繍を含めその精緻な装飾の世界をご紹介します。

第2回 6月9日(土)
クルタ
インドのマハラジャ(藩王)の夏用上着でもあるクルタを取り上げ、〈風の織物〉とも言われたダッカ・モスリンと細やかな刺繍の数々をご紹介します。

第3回 7月7日(土)
レース
アランソンやアルジャンタンなどのニードルポイント・レース、メヘレンやバンシュなどのボビン・レースを取り上げ、18世紀の宮廷人を華やかに飾ったレースの世界をご紹介します。

  

講 師 ■ 百々 徹(神戸ファッション美術館 学芸員)
時 間 ■ 各回とも 開場-13:30  開演-14:00 (約90分)
場 所 ■ 神戸ファッション美術館 4階 第1セミナー室
料 金 ■ 一般-1回500円(3回通し券1,000円)
        65歳以上-1回300円(3回通し券600円)
※事前申し込み不要

 

神戸ファッション美術館

  • 2012/03/21 |
  • 18:02 |
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