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お話しながら作品を楽しもう

こんにちは。神戸ゆかりの美術館よりブログ更新です。

三月に入り、ようやくあたたかい日も増えてきましたね。

皆さんはどんな春のおしゃれをして、お出かけしていますか?

私はこの前ワンピースを二着も買いました(笑)

きれいなオフホワイトのものと、黄色の麻混のものです。

春色のお洋服を着るだけで、なんだか元気が出てくるってすてきですよねheart01

さて皆さんは、【対話型鑑賞】という言葉を聞いたことがありますか?

複数の鑑賞者がファシリテーター(中立な立場で話し合いの進行やまとめ役を担う人のこと)のもと、

作品を「見て」「考えて」、自分の意見を「話して」他の鑑賞者の意見も「聞く」という、まさに対話をする鑑賞方法です。

80年代~90年代にかけて、ニューヨーク近代美術館で活動していたアメリア・アレナスという女性が考案した方法です。

ファシリテーターがいないにしても、展覧会を誰かと見ていて、その人の意見によって、新しい発見をしたことはありませんか?

作品を前にしたちょっとした会話の中で、自分が思ってもいなかった意見を聞いて「なるほど!」と思う経験は、もしかしたら多くの人にあるかもしれません。

自分の意見を伝え、かつ他者の意見も聞くというコミュニケーションを通して鑑賞を深めようというものです。

別にむずかしい専門知識を話す必要なんてありません。

自分の経験や知識から発想したことを伝え、他者の意見を「なるほど、そういう意見もあるなあ」と尊重してあげることが大切です。

そのプロセスを通して鑑賞が深まり、かついろんな人の考えを共有して有意義なコミュニケーションをする、とても活動的な鑑賞なんです。

昨今では、学校と美術館が連携しあい、教育の一つの方法として取り上げられたり、

もちろん大人も楽しめる鑑賞として、日本各地の美術館でイベントが開催されたりしています。

神戸ゆかりの美術館では、同じ六甲アイランドにある神戸国際大学のサッカー部の皆さんが定期的にこの対話型鑑賞をしにきてくれています。

「え?サッカーと対話型鑑賞にどんな関係があるの?」と思われるかもしれませんが、より良いサッカーをするためには、お互いの言葉に耳を傾け合い、理解し合うことが必要。

そのための一つの方法として、美術館での対話型鑑賞を実践してくれています。

サッカーとは全然違う環境や対象であるからこそ、自由な発想で、気兼ねなく楽しんでもらえたら嬉しいなと思っています。

nataco