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ハワイ雑感

先日、自然染織家の伊豆蔵明彦氏の展覧会『いのちのいろどり LIFE IN COLORS』の、ハワイ大学のコモンスギャラリーとホノルル美術館のリネコナ・アート・センターでの開催準備のため、生まれて初めてハワイに行ってきました。

LIFE in COLORS

学生時代は宗教人類学のゼミに所属しており、バリ島にはトランスダンスの調査などで何度か足を運んだことがあるのですが、同じ南の島であるハワイには縁がなく、自分ではなんとなく一生行くことのない場所のような気がしていました。

が、しかし、初めてハワイに行ってみて、かなり個人的に興味がわきました。

その興味は、まずオアフ島とバリ島が似通った構造をしていることに起因します。その構造とは、島の大半は実は観光地化されておらず、数多来る観光客はごくごく一部の徹底整備された「リゾート都市」に集約されており、しかもその完成度が非常に高いということです。

バリ島には学生の頃から20年以上行っていないので現状は定かではないのですが、当時のバリ島はクタやサヌール、ヌサ・ドゥアといったリゾート地にほとんどの観光客は集められ、現地の人たちの生活や文化とは、ほぼ交わらないような仕組みになっていました。調査に訪れていた僕たちは、ウブドという山間部の村に拠点を構え、現地の人たちが暮らす村々に聞き込み調査をしに訪れるという日々を送っていたので、逆に観光客と出会うことは稀だったのです。

ハワイに滞在中は、ハワイ大学の構内にあるリンカーン・ホールというところに寝泊まりしていました。ハワイ大学はワイキキの北東3㎞ほどの山手にあるのですが、近隣には商業施設がほとんどありません。なので、滞在中は構内のカフェで朝晩を食べることがほとんどで、たまに飽きてどこかに行こうとすると、徒歩で10分以上歩かなければなりませんでした。ちなみにリンカーン・ホールから歩いて10分のところには炉端焼きのつくね屋、15分歩くとカレーのCOCO壱番屋がありました。

ハワイ大学構内

10日間ほどの滞在期間中、前半はそのハワイ大学とホノルル美術館を車で往復する毎日。海を見ることもほとんどありませんでした。

ハワイにいながらも、基本的にそのような場所で過ごしていたものですから、はじめて繁華街に出た時には、逆にカルチャー・ショックでした。なんと多くの店と商品と人!

ワイキキの目抜き通りに立ち並ぶ高級ブティックや土産物屋。ハワイ最大のショッピングモールであるアラモアナ・ショッピング・センター。島の大きさからすればピンポイントと言ってもよいほど集約されたエリアに、商店と商品と消費者が密集していたのです。大量の人と商品とお金が流れる街。そのパワーに圧倒されながら、「これがハワイか!」と独り語ちていたのでした。

これから数回にわたって、私のハワイ雑感を書いてみたいと思います。

MOMO

  • 2012/02/02 |
  • 10:00 |
  • ファッション
  • fashionmuseum |
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