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えり

わたしはちょっとした「南蛮屏風」ファンであります。日本人・南蛮人(スペイン人やポルトガル人)、町人、武士、僧、宣教師、カピタンと使いの者などなど…たくさんの人がそれぞれ違う格好をしているのが面白くて、いつもじっくり見てしまいます。先日、神戸市立博物館の「日本絵画のひみつ」展を見てきたのですが(明日まで!開催中です)、ここにも何点か出品されていました。

南蛮船から降りてきた人はだいたい皆、蛇腹のようになった大きな白い襟をつけています。(教科書で見たときは誰もが「ちょっと変」と思ったことでしょう…)イギリス女王のエリザベス1世なども、大きな襞襟つきドレスを着た肖像画が印象的ですよね。これは16~17世紀ころヨーロッパで流行した、襞(ひだ)襟とかラッフルと呼ばれる付け襟です。それが貿易商人たちによって戦国時代の日本にもたらされ、最新モード「南蛮装束」のひとつとしてたちまち富裕層の間に広まります。いつもの小袖に襞襟をつけるという着方も流行したようです。天草四朗みたいな感じです。いきなり慣れない南蛮装束で全身揃えたら動きにくそうだけど、これならお手軽…とズボラなわたしは思ってしまいます。

ということで今日は襟に注目してみましたが、人間のいる絵を見て服装がやたら気になるようになったのは、ここで働き始めてからかもしれませんsearch

身につけているものが表情やポーズ以上にその人を語っていることも、(絵の場合はとくに?)よくあるんだな~…

ヌードの場合…そのときはそのときです。

  

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さてこちらは、特別展示「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」の一場面です。

リトゥンアフターワーズ/ベルナール・フォコンの少年マネキン[七彩 所蔵]/神戸ファッション美術館所蔵の衣装の豪華共演

(リトゥンアフターワーズ/ベルナール・フォコンの少年マネキン[七彩 所蔵]/神戸ファッション美術館所蔵の衣装 の豪華共演です)

神戸ファッション美術館の所蔵する衣装は、襞襟の流行した時代よりは少し後からのものになるのですが・・・

じつはこの人たちの中にも、付け襟をつけている人がいます。全部はじめからくっついているわけではないのです。

展示作品に触ることはできませんが、ぎりぎりまで近付いて見ることはできますので、探して見てください。

めP

  • 2012/01/21 |
  • 13:00 |
  • ファッション
  • fashionmuseum |
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