家紋の美
ここ数日で一気に寒くなってまいりましたね。
先日私は姉の結婚式で住吉大社へ行ってまいりました。
神前式なので、父が紋付袴でした。まじまじと我が家の家紋を観察した私。
私たちは母方の祖母と同居しているので、母方の家紋は見慣れているのですが、父方の家紋をしっかり見るのは初めてでした。
そもそも家紋とは、自らの家系、血統、家柄、地位を表すために用いられてきた紋章だそうです。なんと241種、5116紋以上の家紋があるそうです。
「家紋は絵にかいた苗字だ」と本で読んだことがありますが、日本にある苗字に対して、家紋はそれらの10分の1程の数しかないそうです。
ちなみに海外にも家紋のような役割をもつものがあります。
英国では、個人や学校、団体などの証明として伝統的に紋章が付与されているようです。
みなさんの記憶にも新しい、英国王室ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚。英国紋章院はケイト・ミドルトンさの一家に、法律に基づく公的な紋章を付与しました。
ケイトさんへ贈られた紋章は八角形に近い形で、青と赤で左右に分かれていて、ドングリの絵が三つあしらわれています。ドングリはケイトさんが育った英南部バークシャーに多く生育する樹木の実であることなどから使われたそうです。
さてさてそこで、神戸ファッション美術館3Fライブラリーに所蔵している、家紋や紋章について
書かれている本を紹介いたします。
・「家紋の由来と美」
【請求番号:3607/KAM】【資料ID:5500063291】
・「西洋紋章大図鑑」
【請求番号:3607/SEI】【資料ID:5500394884】
その他紋章系模様系の書籍は、閲覧室の36番「デザイン」の書棚にございます。
家紋のルーツや紋章の美しさや、それらが持つ意味が気になる方、興味がある方は是非ご覧ください。
丸子
- 2011/11/26 |
- 16:55 |
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