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金子コレクションから見た金山平三の世界展開催中

神戸ゆかりの美術館では、10月1日から『東北・日本の原風景を描く 金子コレクションから見た金山平三の世界』展を開催しています。

卓越した色彩と、堅固な構図で日本の美しい四季を描いた日本洋画壇の巨匠・金山平三(1883-1964)は神戸市の出身です。

東京美術学校(現・東京藝術大学)にて黒田清輝に学び、首席で卒業後渡欧。

ヨーロッパ各地で写生をしてまわり、本場の油彩の技術を会得しました。

帰国後も精力的に作画に取り組みましたが、昭和10(1935)年の帝展改組を機に中央画壇からは距離を置いてしまいます。

そこで金山が制作の拠点とした地が東北です。

青森の奥入瀬や、

山形の大石田、最上川。

真冬の厳しい寒さの中でも、屋外にイーゼルを置いて制作を続けた金山の姿を想像しながら作品を見つめてみてください。

美しくもときに厳しい面を見せる豊かな自然と、その中でも寄り添って生きる人々のぬくもりを、

きっといとおしく思い、描いていた金山を感じ取れるのではないでしょうか。

後半生は東北に拠点を置いた金山ですが、地元神戸にも年に一度は帰っていたそうです。

神戸ゆかりの美術館が所蔵する、昭和30年代のメリケン波止場風景を描いた《港》も展示されています。

さて、金山平三展もオープンから早くも20日がたちましたが、新聞社さんでも何度か取り上げていただいています。

神戸新聞さんでは10月2日、15日いずれも朝刊、

毎日新聞さんでは14日朝刊でご紹介いただきました。

新聞で見かけて、ちょっと気になっていた方、

駅や他の美術館さんでポスターを見かけられた方、

神戸に住んでいるけど、金山平三ってちょっと知らないなあという方!!

ぜひぜひ神戸ゆかりの美術館にお越しください。

金山平三の美しい色彩と、日本のみずみずしい風景を感じとっていただければ幸いです。

会期は12月25日(日)まで、午前10時から午後6時まで開館しています。

nataco