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金襴緞子

「金襴緞子の帯締めながら、花嫁御料はなぜ泣くのだろう」

秋になると、よくこの詞が浮かんできます。

この歌『花嫁人形』は蕗谷紅児作詞の童謡です。

御料の涙と、豪華で美しい金襴緞子の帯。対照的な美しさ。

なんとも切ない。

金襴緞子、美しいですね。私も金襴×牛革のお財布使っております。柄は鳥獣戯画(平安時代に描かれた作者不明の日本最古の漫画)です。織物ですが非常に丈夫で、手触りや金糸の光沢その他すべてにおいて完璧なお財布です。

使うたびに友人に「綺麗だけどなんていうか男らしい財布よね」と言われます。

うふふ。

そもそも金襴緞子とは、中国で昔から織られていた綾錦の一種です。金糸を用いて織った綾錦を金襴緞子と呼びます。

日本には足利時代に堺に伝わり、その京都西陣へ。

そして西陣を中心に、伝来の唐文様をベースに、日本流に創意工夫を凝らし、独自の文様を作り上げていったそうです。

織物の中でも特に豪華で黄金色に輝く豪奢な文様は、最高ランクの織物となります。

金襴緞子は一般的には雛人形など衣裳や、能の衣裳、袈裟などに用いられているようですね。

さてさて。では神戸ファッション美術館3Fにありますライブラリーに所蔵している本の中から、金襴緞子含め、日本の刺繍に関する本を4冊ほど紹介いたします。

 

画像時計まわりに

・「金襴緞子」

【請求番号:0203/KIN】【資料ID:5500396913】

・「帯と文様」

【請求番号:0904/OBI】【資料ID:5500395101】

・「能装束」

【請求番号:0999/NIH/8】【資料ID:5500100537】

・「日本の刺繍」

【請求番号:0999/NIH/7】【資料ID:5500099946】

少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

また、着物や民族衣、織物に関する書籍をお探しの際は神戸ファッション美術館ライブラリーの02番テキスタイルの棚や08~09番特殊衣裳/和装の棚をご覧ください。

 丸

  • 2011/10/03 |
  • 17:09 |
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