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金山平三との出会い

こんにちは。

神戸ゆかりの美術館、Natacoよりブログ更新です。

神戸ゆかりの美術館では、10月1日(土)より『東北・日本の原風景を描く 金子コレクションから見た金山平三の世界』展が始まります。

今回の展示は、神戸ゆかりの美術館には珍しく、全国を巡回している展覧会です。

では何故巡回展をするのかと言いますと、実はこの金山さん、神戸のご出身なんです。

地元神戸の巨匠の展示をやりたい!

神戸のみなさんに今一度、金山さんの作品を見て頂きたい!という思いで実現に至りました。

展示の内容は、各会場ごとに個性が出ている?!かもしれませんので、

是非他会場ですでに見たという方も、どしどし神戸ゆかりの美術館までお越しください。

さて、その今回の金山巡回展ですが、実は私、今年春に、とちぎ蔵の街美術館さんにて巡回していた東北地方支援企画『東北の原風景―金山平三の世界展』を偶然にも拝見しておりました。

前回私のブログ更新にて、この8月から神戸ゆかりの美術館に入った旨を載せましたが、

とちぎ蔵の街美術館さんを訪れたのは、まだ神戸に来る前のことで、まさか神戸に就職が決まるとは夢にも思っていない頃でした。

自分の出身地関東で見た金山平三作品に、この神戸の地で再会、また仕事として関われることに非常に驚きと喜びを感じています。

私がとちぎ蔵の街美術館さんで金山作品を見たとき感じたことは、作品の持つ色彩のやわらかさと心地よさ、空間の広がりでした。

特にすてきだと思ったのは、春霞》という作品。

霞む春のパノラマ、湿潤な空気が新緑を包む光景。

時間も忘れて見入ってしまったことを思い出します。

また、スケートリンク》という作品も素敵で、森の前にある氷上にたくさんの子どもたちがおそらく歓声を上げながら思い思いに滑っている作品なんです。

同タイトルの作品で、一人の少年が両手を広げて滑走する作品もあるんですが、それは空もリンクも白く塗られて今まさに少年が飛び立ちそうな勢いがある作品です。

双方雰囲気は異なりますが、不思議な動感が溢れていて心を掴まれます。

金山平三は、東北の四季折々の風景と、人々のたくましくも愛らしい姿を描いた画家です。

東北へはあまり行ったことのない方も、東北が大好きだという方も、

是非一度、金山平三が見た美しい風景をご覧になってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、兵庫県立美術館さんの金山平三記念室では、日本の風景を描いた作品を中心に約20点が常時展示されています。

神戸へお越しの際には、どうぞあわせて金山ワールドを堪能してみてください。

Nataco