こんにちは。急に暑くなりましたね。早くもバテそうな気温!
さて、皆さんは憧れのミュージシャンはいますか?
皆さんの中には、好きな音楽からファッションに、何かしら影響を受けたことがある方が少なからずいると思います。
音楽とファッションは切っても切れない関係ですよね。
人のファッションを見ただけで、「この人は音楽○○聴いてそう。」とか、好きな音楽系統が丸わかりだったりして、面白いです。昔はファッションに政治的思想なんかも反映されていましたよね。
音楽もファッションも一つのカルチャーであり、それをリンクさせて一種の自己主張としてアピールできるって素敵です。
例えば、パンクスのファッション。黒のライダースジャケットに細身の黒のパンツ、コンバースのスニーカを履いて、マッシュルームヘアの男の子を見かけると、「ラモーンズを聴いていそう!!」と思います。また、そのファッションから靴をラバーソウルに履き替え、髪型をリーゼントにすると、たちまち「ロックンロール好きそう!なんだかブライアン・セッツァーみたい!!ストレイキャッツ!!」と思ったり。音楽からくるファッションの影響、ファッションから入る音楽等、なかなか密接な関係だなとしみじみ思います。
今日は私の好きな1960年代後期から1970年代前期のサイケデリックブームやヒッピーブームのファッションと、そのファッションから連想するミュージシャンの話を書きます。
1960年代後期から1970年代前期と言えば、真っ赤なパンタロンやベルボトム、テロテロしたポリエステル素材の柄シャツに、大きなサングラス。または、刺繍の入ったカフタンや、ベルスリーブのトップスにベルボトムを合わせるスタイルが流行りましたよね。サイケデリックブームです。そういったブームの聖地サンフランシスコには、当時多くのヒッピーが集まりましたよね。
ミュージシャンでは、Blue CheerやJimi Hendrix、Sly & The Family Stone、Janis Joplin, John Lennonやオノ・ヨーコがそう言った格好をしていました。1971年、ニューヨークで行われたウッドストックフェスには、こう言ったファッションに身を包んだ若者が、Jimi Hendrix、Sly & The Family Stone、Janis Joplin、Santana等の演奏に酔いしれましたね。
ベルボトムやパンタロンには、戦争反対という意味があるそうです。裾の広がりほどピースフル。当時のヒッピー達が履いていたのはそういった意志からなのでしょうか。
サイケデリックブームは海を越え、日本でも流行りましたね。ジャパニーズサイケ、フーテン族です。フーテン族の中には、ベルボトムやパンタロンに、あえて下駄を合わせた強者もいました。なんて素晴らしい発想なのでしょうか…。
フーテン族でなくても、ベルボトムやパンタロンは流行りましたね。
フィンガー5や梶芽衣子さん、ジャックスやチューリップ、カルメンマキさんあたりでしょうか。私はまだ生まれてなかったので、あくまでイメージですが…
87年生まれの私の目には、60年~70年代は新鮮でかっこよく映ります。
そんなこんなで、神戸ファッション美術館3Fライブラリーに置いてある本の中から、今日お話したロックスターや、独特のファッションのミュージシャンが紹介されている本を紹介します。
・アルバム・カヴァー 60s
【請求番号】3305/ARU【資料ID】5500025791
・JIMI HENDROX ― A VUSUAL DOCUMENTSRY
【請求番号】3309/JIM【資料ID】5500015447
・JIMI HENDRIX SESSIONS
【請求番号】3309/JIM【資料ID】55000201389
・レッド ツェッペリン写真集 狂熱の日々
【請求番号】3309/RED【資料ID】55000477987
・LEGENDS of ROCK
【請求番号】3309/LEG【資料ID】5500478017
・Punks
【請求番号】3309/PUN【資料ID】55000355948
少しでも興味持っていただけたら嬉しいです。
神戸ファッション美術館ライブラリーへお越しの際は、ファッションの歴史関係の書籍のある03番の棚、音楽関係の書籍の33番の棚をぜひチェックしてみてください。
まるる
museum in museumデザインワークショップ
【 革製ファーストシューズをつくろう 】
赤ちゃんが生まれて初めて履く靴 “ファーストシューズ” をご自分で作ってみませんか?
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・・・ Baby’s First Shoes ・・・
ファーストシューズとは赤ちゃんが立ち上がって、生まれて初めての第一歩を踏み出す時に履く靴のことです。日本では靴を履く習慣が長くないせいか、お祝いにファーストシューズを贈るということはそれほど一般的ではないようですが、ヨーロッパでは赤ちゃんにファーストシューズをプレゼントする習慣があり、そのファーストシューズを子どもが成人を迎えた時や結婚する時に再度プレゼントします。
今回は革の組み合わせを選んで縫いはじめます。デザインはつま先がすこしとんがりで可愛いらしく、ほかにはないデザインです。講師によるアドバイスを受けながら仕上げまで行いますので、初めての方でも楽しんでいただけるファーストシューズのワークショップです。
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日程:平成23年7月24日(日)
時間:13:00~16:30頃 (受付開始:12:45~)
場所:神戸ファッション美術館 4階セミナー室②
募集人数:15名 先着順 ※申込数が定員に達した時点で申込みを締め切ります。
参加費:お一人様 4500円/1足分 持参物:糸きりバサミ、メジャー
サイズ:12cm/布製巾着つき
※サイズは基本的にプレゼントする事を前提に少し大きいサイズに設定しています。およそ1歳前のサイズです。また天然の素材を使用するため色落ちすることがあります。
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講師:内尾暢志氏
講師略歴:神戸在住。建築、グラフィックを学び、靴作りの道へ。ものづくりに携わる友人と[KNOCKS:BESPOKE]をオープン。神戸ものづくり職人大学にて神戸靴科講師を担当。講師業の傍らプライベートブランド[JOHNWILLIAMHart]を立ち上げ、現在は既成靴・オーダー靴の制作をしている。
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お申込み方法
平成23年7月17日(日)までに電子メールまたはファックスでお申込み下さい。
[件名] 『革製ファーストシューズをつくろう』申込み
[内容]受講者の住所、氏名、電話番号、FAX番号をご記入ください。
E-mail / shop@fashionmuseum.or.jp FAX / 078-858-0065 (水曜休館)
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[お問い合せ先]
〒658-0032 神戸市東灘区向洋町中2-9-1
神戸ファッション美術館 事業課 電話078-858-0054 (水曜休館)
主催 神戸ファッション美術館 協力KNOCKS:BESPOKE
museum in museum
さてこのところ、例年になく早い梅雨入りとともに連日の雨
。梅雨入り宣言の後、あまり雨が降らないイメージ
がありましたが、今年はいかにもというお天気ですね。先日は今年初めての真夏日もあり、いよいよ暑い季節になってきました。
そこで、夏といえば海。海といえば船
…。ということでファッション資料室所蔵の船をご紹介したいと思います。
こちらは貝でできた船です。資料室にはさまざまな船の模型やおもちゃがありますが貝でできたものは特に独特な雰囲気があります。

これらの資料に関する詳細のデータが残されていないため、どこの国で作られたものかさえ、わからないのですが、いろいろな貝がらと木だけを使って作ってあります。作り方の雑さを見ると日本ではないような…。でも子供のころ、夏休みに家族旅行に行った先でみかけたような…。5つとも同じような作り方なのでおそらく同じ場所で購入されたものなのだろうと思いますが…。
こちらの船は、来週から神戸空港の2階出発ロビーにて展示する予定です。おでかけに神戸空港を利用される方はぜひご覧になってくださいね。
福。
神戸ファッション美術館4階ギャラリーにおきまして、福本美樹写真展 『Bleue Vague (ブルーヴァーグ)』を開催しております。
タイトルの、“bleue vague” は、青い波を意としています。
この数年間、南フランスで撮りためてきた人と海の様子などの写真を約30点、日本では北海道、東北、瀬戸内、有明など海沿い特有の風景約25点を、それぞれ、二つの壁で展示いたします。写真はすべてネガフィルムからつくるオリジナルカラープリント(Cタイプ)でブルー色の表情を見ていただきたいと思います。
夏にむかう季節の中、海の香りただよう神戸で、日本の海沿い…とフランスの海辺、それぞれの良さと雰囲気を味わって楽しんでいただけたら、と思います。
・開催概要
写真家 :福本美樹 http://miki-fukumoto.com/
会期 : 2011年6月21日(火)~2011年6月28日(火)
※6月22日(水)休館
時間 :11~18時
6月28日(火)は、11~17時
会場 :神戸ファッション美術館 4階ギャラリー

「脱がさないで」いやむしろ「脱がないで」
夏が近づき気温も湿度も、どんどん、上昇してきております
マリンルックがトレンドですね。(やはりこれも流行の)水玉模様ほど頻繁には見かけませんが、セーラーカラーをおしゃれに着こなしている人がたまにいます。一歩間違うとコスプレっぽくなりそうだからでしょうか?デザインにもよりますが、難易度高めファッションと思われがちな気がします

先日友人とカラオケに行った折、「セーラー服と機関銃」の「♪愛した男たちを 輝きに替えて」という最後のサビ部分がたいへん素敵であるということで、ひと盛り上がりしました。
セーラー服の思い出といえば・・
私は中学校の制服がセーラーだったのですが、地も襟もスカーフも全部、真っ黒でした。そのためか夏服はセーラーではなくふつうの白いブラウスなんです。まわりの学校の、白地のセーラー服の爽やかさがちょっとうらやましかったです。
スカーフの結び方ひとつにも、長く垂らすかキュッと小さく結ぶか、など学校ごとに「かわいい」の基準が色々でして。模擬試験会場などで他校の着こなしを見て「わ、ダッセ!」と、思ったりしたものです。ということは、きっとこちらもそう思われていたはず。お互いさまです。場所が違えば価値観も違うという身近な例ですね。

女性として「輝き」だす前の、「少女」のユニフォームとして象徴的なセーラー服。その原型は男性の、海軍のユニフォームだったのですが・・いまや日本独特の「少女文化」の一端として、ふしぎな存在感を放っているといえるでしょう。
・・・
あー!
カラオケでムーンライト伝説を歌うのをすっかり忘れていました
セーラームーン世代の めP