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春は...

まだまだ寒い日が続きますが、今日で今年度も終わり、明日からはまた新たな年度が始まります。今日明日を境目に、毎年、神戸ファッション美術館でも去る人と来る人の入れ替わりがあります。

日本では、この年度という単位が人生においてもかなり大きな節目を刻みます。かくいう私も富雄南幼稚園からはじまり、小学校、中学校、高校、大学と、この節目のごとに、時に去る人となり、時に来る人となってきました。神戸ファッション美術館建設準備室の来る人となってからは、去る人を見送る側の岸に久しく立ち続けています。

私がこの時期、密かに楽しみにしていることがあります。それは、この新年度に社会人となった人たちの変化を、行き帰りの電車の中で眺めることです。春から社会人になる方々は、4月から5月の初めごろにかけて、なんとなく新人であることをその装いから見分けることができます。まだ着慣れないスーツに身を包む新人さんたちを見ていると、どこかたどたどしい印象を私は受けます。ところが、5月の連休を過ぎたあたりから、いつの間にか、たどたどしい印象を放つ新人さんたちは、ほとんど目につかなくなります。

ここで一体どのようなことが起こっているのでしょうか?

衣服が人になじむのか。それとも人が衣服になじむのか。

では、そこでなじむと言っているのはどのようなことなのか。

ある衣服が、その人の行動やふるまいを象り、それによりその人自体に何らかの変化が起こり、その結果としてその人の存在自体が変容していくということなのでしょうか。

毎年のように、その変わり目を見極めようと電車や街中であたりを見渡しながら躍起になっているのですが、いまだにその変わり目をとらえることはできていませんし、その謎を明かすこともできていません。

さて、明日からは新たな年度が始まり、街中にはいろいろな新人さんがあふれます。

しっかりと眼を開いて、今年こそ謎に迫ってみたいと思います。

MOMO

  • 2011/03/31 |
  • 18:12 |
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装飾

みなさまこんにちは。
昨日、かっこいい自転車に乗った少年たちと遭遇しました。
この自転車に乗ってきたという彼らは、街ゆく人たちの注目の的でした。
このような自転車をデコチャリと呼ぶのですが、本でしか見たことなかった私も思わず彼らに話しかけて写真をお願いしてしまいました。
まだ小学生でしょうか?とても若い少年たちだったのですが、慣れた様子で色々教えてくれました。ここまで完成されているともう、アートの領域ですね。すばらしい!の一言でした。
 

デコチャリとは「デコレーション」と自転車の俗称「チャリンコ」から成る合成語で、派手な装飾をほどこした自転車のことである。デコチャリは1975年~79年にかけて公開された映画『 トラック野郎』を見て憧れた人たちがデコトラを真似たものである。デコチャリが登場した1970年代後半はあくまで自身のチャリ(自転車)をデコトラに近づけることに主眼が置かれ、トラックに使用されるパーツを着けたものが多かった(当時のデコチャリはトラック野郎シリーズ『 トラック野郎 望郷一番星(1976年公開)』で見ることが出来る)。ただし、重さが原因で走行が出来ないものもあった。そこで1980年代に入ると装飾手法に変化が見られ、走行性を考慮したものが増えてくる。しかし、1990年代に入るとこうしたデコチャリが姿を消し、言葉も死語となる。ただし、現在もデコチャリの根強いファン存在し続けており、1990年代後半辺りから徐々にその数は増えているという。(日本俗語辞典より)

 

デコトラ(デコレーショントラック)、デコ電(デコレーション携帯電話)、ネイルアート、、、色々な表現方法があります。
形は違いますが、ファッションもデコレーション(装飾)のひとつですよね。
日本にはファッションのジャンルも数えきれないくらいに沢山あります。おしゃれに敏感な日本人、ファッション美術館のお客様もお洒落な方ばかりです!自分を可愛く、かっこよく、素敵に表現できる衣服のあり方について一度考えてみたりするのもおもしろいかもしれませんね:-p神戸ファッション美術館が、将来ファッションに携わるみなさまの何かヒントになれば幸いです。

 

びっきー▲

  • 2011/03/29 |
  • 12:15 |
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もうすぐ4月。

出会いと別れの季節がやってきました。 

うれしい出会い、悲しい別れ。 大事な出会いや別れを知らずのうちにすっ飛ばしてしまいそうな、そんな自分が怖いので、ちょっと身の周りを見渡してみました。

図書館的な新しい出会いとしては、HPからもアクセスできる館内の検索システムが新しくなったことが一番の変化でしょうか。

以前よりも目当ての資料が絞り込みやすくなりました。

直接目には触れませんが、カウンター奥の書庫の内部もレイアウトが更新されています。K番号の付いた1970年代以前の貴重書籍がすべて貴重書庫に収まり、バラバラになっていた古書雑誌も一か所にまとまりましたし、書庫内所蔵の雑誌のバックナンバーもロケーションがかわりました。書庫内の空気が心なしか澄んだように思います。 

 

でも、こんな風にいろいろ新しいことが増えるということは、その分古いものが去るということです。

身近なところではスタッフ用コピー機が入れ替わりました。 以前のボーッとしたホワイトグレイのコピー機がなつかしく、いまだに紺色のニューフェースには緊張の毎日です。

バフーッとした、やっぱりホワイトグレイの大きなプリンターもブラック&コンパクトになりました。(こいつとは、まだ打ち解けていません。)

 

 

それよりも何よりも、4月でカウンタースタッフが二人、入れ替わることになっています。

 

 

茶髪ストレートのクールビューティだった彼女はふんわりパーマのお姉さんになって去っていきます。(何があったのでしょう。ま、何かあったのでしょう。)いつも冷静で、ちゃんと自分の意見やアイディアを持っていて、いつも笑顔で接客のできる彼女は年下だけど頼れる「お姉さま」でした。色々と助けていただきました。ありがとう。

ふわふわしたもう一人の彼女もやっぱり冷静で、一番年下なのに一番気を使ってくれて、時々発するプチ毒舌で何度もニヤリと、(何度かは大爆笑で)笑わせてくれました。で、やっぱり色々と助けていただきました。迷惑もかけたことでしょう。ごめんなさい、そしてありがとう。

 

 

こう思うと、二人には助けてもらったり、手伝ってもらったり、教えてもらったり、与えられてばかりの毎日だったと今更ながらに感じています。

一緒に過ごしている間には気づかず、別れるときになってまとめて感謝するのは私の悪い癖です。治りません。うん十年も生きているのに。ごめんなさい。 

「ごめんね」とあやまらず「ありがとう」と感謝しなきゃ、と思ってふと字を見ると、「謝」を感じると書いて感謝なんですね。ということは、謝ることも感謝の気持ちの一部みたいだから、これもありか・・・。

などと感じる今日この頃でありました。

お二人に再度、ありがとう。そしてお元気で。

 

 

4月からまた新しい二人を迎えて、業務は続きます。

新しい二人には迷惑をかけないように気を付けて、お別れの時に感謝の言葉だけで済むよう頑張りたいと思います。

teppici

  • 2011/03/28 |
  • 14:28 |
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モダーンズ展も後1週間

 

六甲アイランドの冬から春を彩ってまいりました「あぁ!美しきモダーンズ ―東西新世代女性たちの装い―」もいよいよ残りも1週間となりました。

若しかしてまだご覧になっていない方は是非、神戸ファッション美術館におこしください。

1920年代の名品と漫画家グレゴリ青山さんの作品たちを一緒に楽しめるまたとない機会ですよ。

この御時勢ですが、春も桜も間違いなく、そこまでやって来てますよ。

BX-16S

コレクション展 1960-2000年代のファッション サンローランからガリアーノ、マックイーンまで

神戸ファッション美術館ホームページで
次回展示「コレクション展 1960-2000年代のファッション サンローランからガリアーノ、マックイーンまで
を公開しました。

2011年4月21日(木)~6月28日(火)
休館日:水曜日(5/4は開館)5/6
 

関連イベント

ギャラリートーク

詳細はホームページをご覧ください。

特別展示 
コレクション展 1960-2000年代のファッション サンローランからガリアーノ、マックイーンまで

 

神戸ファッション美術館