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講演会「パリモードとアメリカンモード」

現在開催中の「あぁ!美しきモダーンズ―東西新世代女性たちの装い―」展、関連講演会のお知らせです。

講演会では、『マリー・アントワネット』や『風と共に去りぬ』、『若草物語』の映像をはじめ、貴重な写真や資料を交えながら、建国前夜からニューヨーク恐慌に至るまでのアメリカの人々のパリモードへのあこがれや、独自のスタイルを確立していくまでの過程をお話しいただきます。

「パリモードとアメリカンモード―『風と共に去りぬ』から<アメリカン・ルック前夜>まで―」

日時 2月12日(土) 14:00-15:30 (受付 13:30より)

講師 濱田雅子(元武庫川女子大学教授)

会場 4階セミナー室

申込不要/参加無料 (展覧会は別途入館料が必要です)

モダーンズ展では、アメリカのリゾートスタイルの衣装の他、マッコールやバタリックといったパターン(型紙)や、パターンを用いて作られた衣装をご紹介しております。展示室内の赤い壁ゾーン、アメリカ展示も合わせてご覧ください。

皆様のご参加をお待ちしております。

 

神戸ファッション美術館

日本画について

あぁ!美しきモダーンズ』の展覧会が始まり早くも10日が過ぎました。

現在隣りの、神戸ゆかりの美術館は休館して、展覧会準備の真っ最中です。

ゆかりの美術館の次回の展覧会は『神戸ゆかりの日本画家たち 煌めく和様の美』と題しまして、

日本画の展示をいたします。

今日は日本画について少し書きたいと思います。

まず、日本画って何?というところからですが、

手元の電子辞書に入っている『スーパー大辞林』には

「日本の伝統的な技法・様式に従って描かれた毛筆画。岩絵の具などを用い、絹和紙に描く。明治以後、油絵などの洋画に対していう。」

とあります。

この説明にはありませんが、

岩絵の具(天然のものであれば、孔雀石やラピスラズリといった鉱石を砕い作った顔料。人工的に作った岩絵の具もあります。)を

膠(動物の皮や骨からとる。主成分はコラーゲン)で溶いて、

絹や和紙に定着させて絵を描いていく、という技法を使った絵画のことを日本画といいます。

元々伝統的に日本にあった技法だったので、

油彩画がヨーロッパから入ってきたときに、これまでの技法を「日本画」と呼んだんですね。

日本画を見るときに注目してほしいのが、絵そのものだけではなく、どのような形態になっているか、です。

最近では額をつけている日本画がほとんどですが、掛軸や屏風、襖や壁に描かれていることもあります。

掛軸の場合、絵に合わせて布や形が選ばれています。

今回の展示では、掛軸・屏風も展示していますので、そこにも注目いてもらえれば、と思います。

それと、これは展示では見せれませんが、掛軸や屏風は、省スペースなんです。

たとえば、今回展示する森琴石《月瀬真景図》は、絵や絵について書かれている跋文も合わせると

250cmにもなります。

もし額に入っていれば、約60cm×250cmの板状になります。

しかし、巻いてしまえば、約60cm×10cm×10cmの箱に十分入ります。

この省スペースなかんじも、狭い日本にぴったりだな~と思いながら、

展示作業を進めております!

『神戸ゆかりの日本画家たち 煌めく和様の美』展は、2月11日(祝)から開催します。

神戸ファッション美術館に入館すれば、ゆかりの美術館にも入館できますので、

合わせてお楽しみください☆