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ファッション写真展への誘い

10月21日(木)より、「ファッション写真展 女神(ミューズ)たちの肖像 モードと女性美の軌跡」と「ベルナール・フォコンの見た夢 ノスタルジーを超えて」の2つの展覧会がスタートします。


 ウジェーヌ・アジェ
≪マネキン≫
1900年頃 ゼラチン・シルバー・プリント
京都国立近代美術館蔵

 


ルーミス・ディーン
≪クリスチャン ディオールの「ニュー・ルック」≫
1957 カラー・プリント
神戸ファッション美術館蔵

 


Ronde de jour 1978 (c) Bernard Faucon
by courtesy of  Yasuo Kuboki 2010

 

これらの展覧会は実は1本のファッション写真の展覧会と考えています。

2部構成で女性美の100年の変遷を写真と衣装で追体験する前者と、世界的な写真家ベルナール・フォコンが写真を撮影する切掛けとなった少年マネキンとの出会い、別れ、再会を写真作品とマネキンで再構築した世界の後者からなりたっています。

フォコンのマネキンは古いものは1920年代のもので、頭部はロウで精密に作られていて、ファッション写真の歴史と重なります。

全てのマネキンにちゃんと名前があります。

 
女性と少年しかいない(少女と男性が存在しない)、この2つの展覧会が描くファッションの世界は、見せかけ通りに2分の1の世界なのか、実質は5分の4くらいなのか、皆さんの目で確かめてください。

ファッションに男性はいらないのか?ということですかね。

2010年の現在、ファッションはどこに向かって進んでいるのかを考える機会になれば幸いです。

 
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