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3D映画と美術館?

昨年末から年始にかけて『Disney’s クリスマス・キャロル』『カールじいさんの空飛ぶ家』『アバター』と3D映画を3本続けて見てきました。物語の内容はさておき、映画の技術革新としては相 当楽しめました。これに、匂いを加えたり、USJのように水蒸気などで演出すれば、リアル感は更に増すことでしょう。

ただ、私は眼鏡ユーザーなので、3D眼鏡を重ねて使用することが心配でした。最初の映画では上映中ずっと、眼鏡のずれを直し続け、結局耳が痛くなって、最 後は頭痛で目を開けることができませんでした。それで、アバターは約3時間あるので、2つの眼鏡を何箇所か括りつけて、ずれないように準備万端ででかけた ら、アバター用の眼鏡は紐付きで、大きさが調整出来、ずれることはありませんでしたが、奈何せん2時間当たりで、酷い頭痛がやってきました。私は3Dとは 縁がないのでしょうか。
私の愛用のテレビ(最も不可欠なものです)は20インチなので、今後3Dになっても、うたい文句のように空間に包まれたりしないと思いますが、映画はサイ ズ的にももともと見るというより、その世界に参加する感じなので、立体映像は映画の進むべき方向と思われます。

ここから美術館の展示の話です。
現在、高画質でしかも立体スキャナーが完成し、美術館資料のアーカイブや複製制作の技術は10年前とは比べようがありません。本日1月17日朝、MBS 「がっちりマンデー!!」の4大国立博物館特集を見られた方も多いと思いますが、一見夢のようなコピー技術が実現されているのです。ただ、その超高精度な コピーや画像そのものを愛でるものではないと思うのです。
神戸ファッション美術館は基本的には立体作品を展示する美術館です。収蔵作品には約300年前の衣装なども含まれています。貴重な資料を後世に伝えること は、神戸ファッション美術館の重要な役割の一つです。その目的のために、この技術が必要であるのだと思うのです。しかしながらオリジナルを見ること今後も けして輝きは失わないと思いたいものです。ネットや映画館などで疑似体験するのとは別次元の世界、本物の世界が美術館や博物館には存在続けると信じていま す。

21日から「モスリンと毛斯綸」展が始まりますので是非足を運んで、まだ見ぬ本物と会話してくださいね。

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