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いのちの食べかた/いのちのいろどり

先日、映画”いのちの食べかた(原題Unser taglich Brot←日々の糧)”を観ました。
2005年ドイツ・オーストラリア合同制作のこのドキュメンタリーは、ヨーロッパ各地で
環境映画祭グランプリをいくつも受賞し、話題になりました。
日本ではこうした隠された現場について表に出ることは極めて少ないのですが、
この作品については小劇場を中心として静かに公開され、月末にはDVD発売も
決定
しています。

私達の食べ物は一体どこからやって来るのでしょう。
先進国の人間が普段何気なく摂取している野菜や果物、魚、そしてお肉が
どのように生産加工され食卓にのぼるのかが、ナレーションもインタビューもない中、
淡々と映し出されています。
効率化を重視し、機械的に処理されていく大量の植物たち、
牛豚鳥が徐々に食べ物にされていくさま、
アニマルファクトリーの映像が流れます。
あまりにも過ぎた現実がそこにはありました。
日本人が一年間の間に食べるお肉は300万トン、そして食料廃棄は年間2000万トン
以上です。半分の1000万トンが一般家庭から出るもので腐ったから捨てるというのは、
全体の1割にしか過ぎず、4割が”古くなったのでなんとなく”という理由からです。
世界の食糧援助量が740万トンなので3倍もの無駄を出しています。
植物も動物も生きているのです。
自分にとって必要な分を必要なだけ頂くことを心がけたいと感じました。

この作品から、現在神戸ファッション美術館で開催されている”いのちのいろどり
のことを思い出しました。
日本では、現在年間約36億点もの衣類の供給があり、100万トンがゴミとして
廃棄されています。この数字は年々増えて続けています。
いのちのいろどり展は、”全ては繋がっていること””自然の循環の中で生きること”
”生かして生かされていること”など、今の時代にこそ必要なメッセージが散りばめられて
おり、どんな命も決して無駄にしないという伊豆蔵先生の哲学が隅々まで感じられる
素晴らしい空間です。
自然由来のものの心地よさは、ちょっと言葉では説明しきれません。
是非、体感なさって下さい。
そしていのちについて少し立ち止まって考えてみて下さい。

♪RG♪

いのちの食べかた 公式サイト
既に観た方のブログサーチ
偽装だけではない日本の「食」の問題点とは?公式サイト鑑賞のしおり

神戸ファッション美術館

  • 2008/11/07 |
  • 15:06 |
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