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レースのおはなし。

 只今、当館では「チャイナ×チャイナ×チャイナ ― チャイナドレスの変遷史 ―」展を開催中です。
この特別展では、約200点のチャイナドレスを展示しております。
数あるチャイナドレスの中で、注目したいのが1930年代のものです。
この時代のものは、西洋文化が中国へ押し寄せた影響から、生地や色、柄などが多様です。

また、レースやボタンの装飾が特徴的です。

では、実際にみてみましょう。

ドレスのスリット部分にレースがほどこされたもの↓

襟、袖口にレースの縁取りがあるもの↓

チャイナドレスにレースがよく合っていて、素敵なポイントになっています

ちなみに、ベーシック展示にある衣装をレースという視点でみてみると、

クリノリンスタイルのイヴニングドレス↓

S字スタイルのアフタヌーンドレス↓

どちらも、ヨーロッパのドレスです。
かつてヨーロッパにおいてレースは大変な贅沢品で、王侯貴族の富と権力の象徴でした。宮廷では、男性も女性もこぞってレースで身の回りを飾ったといいます。

月日が流れ、ヨーロッパのレースが中国にまで渡り
チャイナドレスに使われることになるとは、とても興味深いお話です
レースによって、様々なものが優雅な雰囲気をかもし出したり、
女性らしさを強調したり と、その効果の大きさに改めて驚きました

是非みなさま、いろいろな視点からチャイナドレスや、他の衣装を当館でご覧下さい。

お茶

神戸ファッション美術館

  • 2008/08/02 |
  • 15:06 |
  • ファッション
  • admin |
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