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講演会

昨日、服飾研究家 謝黎さんによる「老上海の流行ファッションー旗袍」の講演会が当館4Fセミナー室にて開催されました。 謝黎さんは、今回の特別展に出品されているドレスのほとんどを収集されている方です。たくさんの衣装から学ばれたものを、清朝、民国、現代の中国の情勢の変化と共にわかりやすく解説して下さいました。

旗袍(チーパオ)とは、チャイナドレスの中国語。中華民国期に満州族の民族衣装から発生したチャイナドレスは、伝統旗袍から新型旗袍へ移り変わり、いくつかの流行を生み出しながらも、1950年台には文化大革命によって否定された時期がありました。1980年以降の改革開放期より、また見直された唐装(中国的な要素の入った衣装)は、また新しいイメージで受け入れられているようです。

参加されたお客様からは、「とてもわかりやすい解説で理解が深まった。」「今からもう一度展示されている衣装を見直したい。」 と好評でした。

お客様の中には、すてきなチャイナドレスをお召しになっていらっしゃる方もいらして、思わず写真を撮らせていただきました。(ありがとうございました。)

有松絞りの浴衣地を使って、中国でお仕立てされたものだそうです。
和の素材でも、こんなに自然。むしろ生地の魅力がさらに引き立てられる感じです。

展示を見ていただければわかりますが、ものすごく多様な素材が使われているチャイナドレス。その素材は、西洋からも日本からも流れていたそうです。 私たちはつい素材の方に目が行きますが、謝黎さんはむしろ襟の高さやボタンなど、形の移り変わりが魅力とおっしゃいます。そして、「スタイルが良くないと着れないのではなく、着るとスタイルが良く見える衣装」 と教えてくださいました。 ふむふむ。 ますます着てみたくなりましたねー。

                                                 H.O