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秋季服飾文化セミナー

美術館通用口前で咲く満開の桜をじっくりと見上げる間もなく、慌ただしく平成20年度が始まりました。気がつけば先日の風雨で花びらも大方散り、青々とした若葉が茂っています。
この時期は毎年立て込んでしまい、風舞う桜を見上げながらの一献はまた次の春か、とここ数年ずっと思い続けています。

そんな来し春行く春をかみしめる今日この頃ですが、気も早く秋の服飾文化セミナーについて、少しお話しします。

昨年度の秋季服飾文化セミナーは、『ファッション研究の可能性』というテーマで、大阪大学総長の鷲田清一先生、北陸先端科学技術大学院大学准教授の橋本敬先生、京都造形芸術大学准教授の成実弘至先生をお招きして、お話ししていただきました。
そして、平成20年度は『日本とJAPANのあいだ』をテーマに、和装と洋装について様々な観点から講師の方々をお招きしようと計画しております。

まずお一人目は、早坂伊織氏です。
早坂氏は、『男のきもの大全』というホームページを開設されたり、『男、はじめて和服を着る』(光文社新書)のご著書もあって、昨今の男性和服への注目度急上昇の立役者です。
若いころから和服に興味を持たれた早坂氏は、大手コンピュータ会社でシステム・エンジニアとして長年お勤めされている間も、プライベートの時間を和服で過ごされてきました。そのきものへの想いから97年にホームページ『男のきもの大全』を開設され、世の男性に広く和服の魅力について伝えてこられました。現在は独立されて、ご講演をはじめ多岐にわたる活動の一方で、和装業界のIT化にも尽力されるなど、業界の振興にも寄与されています。
その早坂氏に、日本人の和服文化について、ご自身の豊富な経験を交えながら、お話ししていただく予定をしております。

先日、打ち合わせのために、東京の事務所にお伺いさせていただいたのですが、初めてお会いしたにもかかわらず、3時間近く和服談義に花が咲きました。ご講演の当日も、和服について熱のこもったお話をしていただけるでしょう。
お会いしたときの早坂氏は、長身に春らしい浅めのきれいな鼠色(きっと四十八茶百鼠のなかで○○鼠という名があるのでしょうが)のきもの姿でしたが、秋にはまたどのようなきものを着ていらっしゃるか、その点も今から楽しみです。

タイトルや日程については、詳細が決まり次第、またお知らせいたします。

MOMO