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華やぎの帯結び

近頃は新緑が目にやさしくて、すっかり春の気候となりましたね。

去る3月22日は、“華やぐこころ 大正昭和のおでかけ着物”セミナー、『聞いて、見て アンティーク着物』を開催しました。先日のメイキングに続きまして、セミナーの様子をご紹介します。
このセミナーでは、“華やぎの帯結び”をテーマに、着物と帯の取り合わせや、昭和初期に流行した帯結びについて、京都古布保存会の似内惠子氏に解説いただきました。

また、Beauty Arts Kobe 日本高等美容専門学校の先生方にご協力いただいて、当時の髪型とメイクの再現をお願いしました。

当日は、ほんとうに沢山のお客様にお越しいただきまして、お着物のお客様も大勢お見えでした。和の装いにとんびコートと帽子を合わせた、当時の男性の装いもご紹介しました。

最初に登場したのは、前回のメイキングでご紹介しました、マルセルウェーブのヘアスタイル。綸子の着物にふくら雀の帯結びが華やかでした。

(左)後見結び。髪型は“行方不明”。束髪でまげの先が見当たらないのが、その名の由来です。
(右)太鼓結び。錦紗の着物を二枚重ねているのが見どころです。髪型はラジオ巻き。

昭和初期のストールに、錦紗に絞りと染めが施された着物と文庫結びが素敵な取り合せです。

当時流行した新橋色の錦紗の着物。帯結びはあげは結びです。

(右)こちらの着物に合わせた襟巻きもキュートでした。立て矢の帯結びが、しっとりとした着物とマッチ。
この3人のヘアスタイルはといいますと・・・

耳の部分がヘッドフォンのようにみえる、ラジオ巻き。方向をかえることで変化がうまれています。

夜会巻き。

編みこみを利用したワンロール。後ろの部分はS字巻きになっています。

改めてセミナーを振り返ると、耳隠し、ラジオ巻きなどの耳を隠したスタイルから、片耳隠し、耳を出すスタイルへと、大正~戦前までのヘアスタイルが再現されていたことがよくわかります。また、着物と帯の取り合わせによって纏った姿が変わり、取り合わせだけでなく結び方によっても表情の変わる着物の装いを、楽しんでいただけるきっかけになれば・・・と思うひとときでした。

misaki

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