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古代ローマの服装

今月はじめに、映画「テルマエ・ロマエⅡ」を観てきました。
130年代のローマと現代日本と、時代を行き来して繰り広げられるお風呂の物語です。

古代ローマを再現したセットに注目されていますが、衣装にもこだわりが感じられました。
ローマで主に着られていたのは、ウール素材の一枚布で出来た「トガ」という服です。
ローマの服装には身分標識という役割もあり、様々な形があります。
奴隷や未成年の市民はトゥニカ(当時の下着にあたるもの)のまま、成人になると白いトガを着用し、
上流階級になると、緋色の縁取りのあるトガを着用しました(映画では北村一輝さんなどが着ています)
他にも多種多様なトガが存在し、映画でもいろいろなものを見ることができました。

このトガは、長いものは着るのが大変で、着つけ係の奴隷がついてたそうです。
阿部寛さんもインタビューで「重い」とおっしゃっていました。

余談ですが、漫画原作の映画が多い中、この作品は二次元と三次元をうまく融合させた
良い映画だと思いました。(実写にしやすいというのもあると思いますが)
漫画原作物は二次元的演出を避け、非現実をいかに現実に落し込むかという傾向が多いように感じますが、
本作は漫画・アニメ的お遊びを上手く取り入れていると思いました。

忠実に再現したわけではないですが、原作の雰囲気を壊さず、かつ堅苦しいものにならない
原作への誠意が感じられる映画でした。

神戸ファッション美術館では「ドキドキ・ワクワク ファッションの玉手箱―ベスト・セレクション123―」展が開催中です。
こちらも時代と地域を超えた展示になっています。ぜひ服装のタイムトリップを楽しんで下さい。

bullettrainのぞみ

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