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さまざまな古書。

神戸ファッション美術館ライブラリーでは、古い雑誌を所蔵しています。なかでも「VOGUE」や「HARPER’S BAZAAR」は、1800年代後半のものから所蔵しています。現在、とある調査で古い時代の「VOGUE(FR)」を見ている最中なのですが、いろいろな発見があります。

一番、うれしいのはやはり、美術館で所蔵しているドレスと同じ写真を発見すること。当時の着こなしを見ることで着せ付けに役立つこともあります。たとえば、ディオールの帽子。資料を購入した際にディーラーさんから送られてきた写真では、マネキンの頭頂にのせられていた帽子。当時のVOGUEから、シニヨンにまとめた髪にのせて、頭の後ろに被る帽子だったことがわかりました。このほかに現在、開催中の「憧れのイヴニング・ドレス」展でポスターになったピエール・バルマンのドレスも、当時のVOGUEに掲載されています。現在の雑誌とは異なり、まだまだモノクロ写真の多かったこの時期にカラーで載せられており、ひときわ目を引くドレスだったことが想像できます。

また、髪型・メイク・ファッションという観点からだけでなく、『雑誌』としても、時代の移り変わりを感じることができます。古い時代のものは、イラスト中心でモノクロ、時代とともに少しずつ写真が増え、カラーが増え、そしてページ数も増えてきます。掲載される内容もオートクチュールのイヴニング・ドレスから日常着であるスーツやワンピースへと変わります。

フランス版のVOGUEの次は、アメリカ版を調査する予定。国によってファッションの捉え方がどう違うのかということについて、考察ができればと思います。

(白い箱がフランス版、本になっているのがアメリカ版のVOGUEです。たくさんあります…。)

福。

  • 2012/05/29 |
  • 11:00 |
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